日本史の勉強法のポイント
大学受験の日本史の勉強はどのようにすればいいか?
まず最初に、心得てほしいのは
世界史同様、日本史も
安易に手を出さないようにすること。
わたし、歴史好きだし!
という理由だけでは、
世界史に次いで2番目に
覚える量の多い科目である日本史は
特に英国数に課題が残る受験生にとっては
決して有利な選択とは言えません。
それでも、どうしても日本史で
受験をしたい!という人は
どのように勉強したらよいのでしょうか。
大学受験日本史の勉強法のポイント
まず気をつけて欲しいことが1点。
どうせ全部暗記でしょ?
丸暗記しちゃえばいいじゃん!
と、思わないでください。
日本史の知識は
政治経済、宗教、資料、文化など
幅広く多面的に問われます。
丸暗記ではなく、体系的に
覚えていくほうが、効率が良いのです。
では、
具体的にどう勉強していけばいいのか?
基本的には、
世界史の勉強と同じ流れです。
1.日本史全体のイメージをつくる
いきなり用語とその内容を覚えても
その時代や背景がわからないと
ほとんどの問題には答えられません。
そこで、用語よりも先に
日本史全体の大まかな流れを
つかんでもらいたいのです。
オススメなのはマンガや、
「超速!最新日本史の流れ」(ブックマン社)
「きめる!センター日本史B」(Gakken)
など。
細かい部分はこの段階では
後回しで構わないので、
日本史の流れをざっくりと
つかみましょう。
2.教科書で理解、インプット
だいたいの流れがイメージできたら、
次は知識を固めましょう。
1番いいのは教科書ですが、
なかなか読み進めるのが難しい…
という人は穴埋め型の教科書テキストを
使ってみると良いでしょう。
ここでは、
ただただ流し読みをするのではなく
1行1行理解する、というつもりで
丁寧に読んでいってほしいと思います。
何度も繰り返し読むうち、
スラスラ読めるようになってきたら
次のステップである一問一答を
併用して使うのも効果的です。
3.一問一答→過去問でアウトプット
ただ読むだけでは入試で問われた時
答えられない。
アウトプットの練習も忘れずに
行ってください。
一問一答を教科書と併用して
進めていき、問題を読んで
すぐパッと答えられるようになったら、
センターの過去問に挑戦しましょう。
そして過去問を解いた後は、
必ず知識の穴埋めを。
あ、ここ抜けていたな…
この繋がり忘れてた…
きっとそういう箇所が見つかるはず。
見つかったら、
あーもうだめだー
などと思わずに、
よかった!抜けてる所がわかった!
と切り替えて教科書や資料集に戻って
確認するようにしていきましょう。
出てきた地図や資料をその都度
確認しておくのも大切です。
まとめ・3つのポイント
1日本史全体のイメージをつくる
2教科書で理解、インプット
3一問一答→過去問でアウトプット
大学入試の日本史の勉強は順序が大切
暗記力が多い日本史。
勉強の順番に気をつけて、
効率よく覚えていきましょう!
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