【化学】時間の使いすぎ注意!大学受験の無機の勉強法とおすすめ問題集
無機化学の勉強のポイント
大学受験化学の無機の勉強に苦戦している人も多いと思います。
ですが、実は大学によっては出題可能性が低い場合もあるのが無機化学です。
なるべくなら、無駄のない最短ルートで勉強したいですよね。
そんな皆さんに向けて、
無機の勉強のポイントとおすすめの問題集を、
シンプルにお伝えしていきます。
無機化学の勉強のコツ
無機化学はコツコツ勉強するものではない
無機化学は、
化学の中で最も暗記要素が強い分野といわれています。
丸暗記的な要素が強いため、
英語や数学のような、
年間を通してコツコツ勉強し続けるような分野ではありません。
逆に、一時期どんなに頑張って覚えても直前に忘れてしまっては意味がないので、
入試の1カ月前くらいに最後の詰め込みをできるようスケジュールを立てましょう。
そうして、
入試当日にちゃんと覚えている状態にしておくことが大切です。
とはいえ、1カ月前にゼロから始めても、
よほど時間をかけられないと間に合わない可能性が高いです。
高2の終わり、または高3の夏休みくらいに一度
無機化学は完璧にしておいて、
直前にもう一度思い出すように追い込みで暗記し直すのが最も効率的です。
そのような目的で、
高2の終わりごろに一度無機化学を暗記させる学校もあります。
無機化学の暗記の仕方のコツ
基本的には、
参考書や問題集を使ってゴリゴリと暗記をしていくしかないのですが、
少しでも覚えやすくなるコツをお伝えします。
たとえば、
典型元素は周期表の縦で性質が似ているので縦で覚えたほうがよい、
などというものです。
こうしたちょっとしたコツなどは参考書にもよく載っているので、
どうしたら覚えやすいかを自分でも探しながら、しっかり覚えていってください。
また、もう一つポイントとしては、
無機化学は、
理論化学の三駅反応と酸化還元反応を理解した後に勉強したほうが
覚えるべきことが減ったり理解しやすくなる内容が多いです。
なので、理論化学を先に学んでから無機化学の勉強に入るのもおすすめですよ。
そもそも、無機化学は二次試験ではほとんど出題されない大学も多いので、
過去問を確認して時間のかけ方を計算することも大事です。
結構な時間をかけて完璧に暗記したのに、
試験には出なかった、なんてとてももったいないですからね。
無機化学のおすすめの参考書
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具体的におすすめの教材は、『大学受験Doシリーズ』です。
いろいろな参考書がある中でも、一番わかりやすくまとまっています。
基本的にはこれ1冊で充分です。
この本には、きちんと「ここはおぼえよう」というように
丸暗記する部分がはっきり書いてあるので、独学でも自分でしっかりと学習を進めやすいです。
問題演習をして覚えたい人は、『新標準問題演習』を使うとよいでしょう。
無機化学は丸覚えが基本なので、問題の難易度などはあまりありません。
早くから実践を積みたい人なら、いきなり『新演習』に入っても大丈夫です。
無機化学の勉強のポイントのまとめ
いかがでしょうか。
コツをつかんで、効率的に勉強を進めましょう!
有機と理論についても、こちらの記事で紹介しています。
【化学】暗記はメリハリがカギ!大学受験の理論の勉強法とおすすめ問題集
【化学】全部暗記は必要なし!大学受験の有機の勉強法とおすすめ問題集
このような状況下で、
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