【大学受験英語】難関大学合格のための英語の勉強法を紹介します!
大学受験英語を勉強しようと思っても、範囲が広すぎてどこから手を付ければ良いのか分からない人も多いでしょう。
大学受験英語とはどのようなものなのか。
また、どのように勉強していけば良いのかという勉強法について解説しています。
大学受験英語について
まずは大学受験英語がどのようなものかが分からないと戦うことは出来ません。
ここでは大学受験英語について深くみていきましょう。
今求められること
「受験英語」という言葉が頻用されることからもわかりますが、大学受験で求められる英語にはある程度の「偏り」があると言われています。
これは、リスニング問題が出題されている一方で、配点の比重の違いからもリーディング問題が主軸になっており、「話す・コミュニケーションする」ための英語力を問うものとは程遠い状態です。
「スピーキング」「ライティング」の需要は意識されながらも、現状では「リーディング」「リスニング」に重きをおいた「受験英語」を習得することが求められています。
大学受験で出題される英語とは?
一般的に大学受験英語は、次の範囲について出題されています。
- 語彙
- 英文法
- 英文読解
- 英作文
- 発音の知識
- リスニング
解答方式は、共通テストのようにマークシート方式のものもあれば、全問題記述式というものもあり、大学ごとの傾向があります。
ただし、大学入学試験は英語の基礎学力を測るものということから、英文法に基づく構文解釈力が大きな軸になると考えておくとよいでしょう。
これからの大学受験英語はどうなる?
センター試験にリスニングが導入されたのが2006年。
そこから、「リーディング」を軸にして「リスニング」力も問うという流れが生まれました。
そして今後は、英語における4技能を重視しようという動きがさらに加速すると考えられます。
2021年から開始した大学入学共通テストの英語において、最大の変更点となったのが、「問題文も英語になる」ということです。
英語民間試験と同じように英語での設問が実施されるというのは、受験勉強を進める上で重要なポイントになるでしょう。
また、従来リーディングとリスニングの配点が、センター試験では「リーディング」200点、「リスニング」50点でしたが、共通テストでは「リーディング」「リスニング」が両方とも100点になりました。これも大きな変化と言えます。
大学受験英語を得意にする心構え
それでは、大学受験英語を得意にする心構えについてみていきましょう。
ここでは、どのような事に気をつければ良いのかを解説しています。
現代文を得意にする
難関大学に合格するのに、もちろん英語の力を高めることは必要ですが、それ以前に、難関大学の長文を読むにあたって、必ず必要になるのが現代文の力です。
例えば、「しかし」という接続詞を見た時に、「その後はどういった内容になっているのか」ということが推測できなければなりません。
英語で言うと、butといった接続詞を見ただけで、長文の内容が先読みできる力が必要なのです。
また、キーワードとなるような単語が三つくらい並んだ時に、この長文はどういうジャンルなのか。この内容の先にあるのはどういう内容なのかということが大体推測できるという力も、難関大学合格には必要です。
「英語の勉強を頑張っても、なかなか成績が上がらない」という人は、国語の勉強法の記事を参考にして、英語の勉強に加えて現代文の勉強も、同時に進めていきましょう。
現代文の勉強により、英語の成績も同時に高めていくことができます。
潜在意識にプラスの刷り込みをする
英語が苦手な受験生の特徴は、自分は英語が苦手だとか、英単語がなかなか覚えられない、英文法の参考書をみただけでやる気がなくなってしまうというような思い込みをしていることです。
これは、潜在意識に「英語が苦手だ」という刷り込みがされていることが原因です。
潜在意識にマイナスな刷り込みがされていることにより、どんどん英語が苦手になっていくのです。
まずは、潜在意識にプラスの刷り込みをしていき、そして英語脳を目覚めさせていくことが必要です。
志望大学の傾向をとことん分析する
独自の英語試験を用意する大学もあれば、共通テストだけで合否を決定する大学もあります。
まずは、志望大学の偏差値といった表面的な数値ではなく、「どのような出題形式」を採用しているかという傾向を分析することが、合格への第一歩です。
「早慶レベルだったら、英語は偏差値65以上」といったあいまいな認識では、実際の勉強法に落とし込むことはできません。
何分の試験時間に、どのような形式の問題がどのような配点で出題されるのか、リスニング問題はあるのか、といったポイントを確認し、それぞれの範囲に対しての準備をすることが入試攻略につながるということです。
大学受験英語の勉強法
最後に、大学受験英語を得意にするための勉強法について解説していきます。
今までやったことがなければ実践してみましょう。
読んで聞いて音読して書く
大学受験にはさまざまなタイプの問題が出題されます。
そうなると受験生は、なにから勉強すればいいのか、わからなくなってしまいがちです。
しかし、一番大事なことは、根本となる速読力、精読力、英作文力、リスニング力です。
この4つを高めていれば、どのような問題にでも対応する事ができます。
ですから、この4つの力をつけるように勉強を進めていきましょう。
目の前の一冊を完璧に仕上げる
よく受験生が失敗しがちなパターンとして、とにかく参考書をたくさん買ってしまうというのがあります。
不安から、「あれもやらなければこれもやらなければ」と思って、参考書をあれこれ買ってしまうのです。
しかし実は、成績の良い受験生ほど、参考書を持っている数が少ないのです。
1冊の教材を完璧にすることができれば、成績は大幅に上がります。
今、たくさんの参考書を持っているけれど、どれも中途半端になっているという受験生はまず、1冊決めて完璧にするようにしましょう。
逆に、他の参考書には手を出さないようにしてください。
選ぶ参考書は、なるべく薄くて簡単で、今の自分にぴったり合っているか、少し簡単なレベルの参考書から始めるのがオススメです。
受験英語の基礎の語彙力をあげる
英語全般の絶対的な基礎、それが「語彙力」です。
一例として、偏差値65以上といわれる早慶レベルの英語で必要とされる語彙数は7000語とされていますから、語彙力をいかに伸ばすかは重要な課題です。
民間英語試験のひとつTOEICのスコアで、就職に有利に働く最低レベルとされている700点を取るために必要とされる語彙数7500語程度と比較すると、ほぼ同等レベルです。
英語の基礎力として7000語を目標値にすることは、大学受験だけではなくその後のキャリアにとっても意味のあることです。
多読で英語の長文に慣れる
共通テストでも記述式テストであっても、問題の多くを占めるのが「英文読解」です。
また、今後設問そのものが英語になることを考えると、英文を読むことに慣れることが重要になります。
ここでおすすめしたいのが、「多読」という練習法。
参考書やテキストにある英文をじっくり細かく読む方法だけでなく、わからない単語があってもその意味を推測しながら、語順通りに前から読み進めていき、たくさんの英文を読むということです。
「多読」によって、英文の構文といった特徴を感覚として体得することができ、読むスピードが必然的に上がります。
そして、「多読」の効果をより上げるために、アウトプットの一環として音読を取り入れることも効果的です。
自分の声にして発することで、耳でも英語の特徴を身につけることができますし、リスニング対策にもなります。
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大学受験英語を得意にしようーまとめー
大学受験英語の「今」や勉強法について詳しくみてきました。
定期テストとは違って広い範囲から勉強する必要があるので大変だと思いますが、勉強すれば必ず高得点が取れること間違いなしです。
このように効率よく勉強し、合格を勝ち取るためには自分に合った勉強法を見つけ、そのコツを身につける必要があります。
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