勉強にコピー用紙を使って復習やアウトプットの効率化を図ろう!
復習は勉強サイクルの中でも非常に重要な『定着』の部分を担い、その大切さは勉強をしている人みんなが感じていると思います。
復習が上手くいかないと、その後の新しい単元に影響を及ぼしたり、消化不良で終わってしまったりと、良いことがありません。
コピー用紙を使った復習方法が、非常に効率良く知識を定着させる事が出来ておすすめです。
是非実践してみて頂きたいと思います。
復習の大切さ
予習をし、授業を受けて復習をする、このサイクルで日々の勉強が進んでいくのが基本です。
中でも復習は、知識や理解を定着させるのに非常に重要であり、ここが崩れてしまうと、せっかく予習をし、授業で把握できていた内容でも、次々と忘却してしまいます。
復習に時間をかけたい
復習にはたっぷりと時間をかけたい…と普段から考えていても、効率良く復習が進む経験をお持ちの方は少ないのではないでしょうか。
一度の復習では覚えきれず、本来2回から3回復習したいところが、時間が上手く作れず出来ずじまいに終わっていたり、覚えたはずの内容も時間が立てば忘れてしまい、定着させる事に苦労したり…
復習が効率良く出来たら良いのにな、と気づく事もあると思います。
復習に取り組める方法
復習を効率良くするための方法として、例えば、寝る20分前に暗記ものに目を通したり、3日目、一週間後、1ヶ月後、と、タイミングを決めて復習をしたり、様々な方法があります。
皆さんは現在どんなことに意識しながら復習を進めていますか?
また、その復習は効率良く進んでいますか?
今回は復習を効率良く行うための方法として最適な、『コピー用紙を使った効率的な復習』をご紹介したいと思います。
コピー用紙の利点
なぜコピー用紙が復習に効果的なのか、理由を挙げていきます。
コストパフォーマンスが良い
ルーズリーフやノートと比べて、コピー用紙は圧倒的にコストパフォーマンスが良いので、惜しみなく使うことが出来ます。
コピー用紙1枚あたりの値段が非常に安く、500枚入りコピー用紙は約400円で購入が可能です。
ルーズリーフは100枚で約300円。
復習をはアウトプットや書き出しが重要ですから、コストパフォーマンスを考えるだけでもコピー用紙を購入することで惜しみなく次々に書き出しが出来るイメージがわくと思います。
真っ白な紙
ルーズリーフやノートとコピー用紙が違う点は、線が入っているか、白紙かの違いがあります。
線も枠もないので、文字の大きさを自分で決められますし、図を大きく書き出しても余計な線を気にすることがありません。
自由に空白を使えるため、アウトプットに余計な気を遣ったり形式に囚われずに済むのです。
めくる、開く手間がない
コピー用紙はノートではないという事にも大きな利点があります。
ノートやルーズリーフだと、めくったり開いたりする手間があり、書いたものも探す作業が筆ようになります。
その点、コピー用紙なら、書きたいときに直ぐ一枚準備し、書きたい内容をざっくり書いて、気に入らなければ捨てて書き直す事も容易に出来ます。
どんどん書き出して、暗記したコピー用紙から捨てていくのが気持ちがいい!という受験生もいたくらいです。
手軽さや安価な点を有効活用できると良いですね。
大きさ自由
たとえば、購入したコピー用紙がA4サイズだとしましょう。
そのまま使うのもありですし、半分の大きさ、4分の1の大きさに小さく切ってメモ書きのように使ってもよいでしょう。
小さく切ってクリップで留めておけば、単語帳や公式暗記シートのような用途にも対応できます。
真っ白なので、どこ切っても折っても違和感なく使えます!!
半分に折って輪の反対側を数枚重ねてホッチキスで止めると、ミニブックにもなります。
様々なカスタマイズが出来るのもコピー用紙の大きな利点ですね。
コピー用紙の使い方
では、具体的なコピー用紙をの使い方を事例を挙げて説明していきたいと思います。
用意するものはA 4のコピー用紙とクリアファイルです。
一枚につきポイント一つに絞る
例えば、歴史の勉強をしているとしましょう。
歴史は全体の流れを掴むことが大事ですが、一枚のコピー用紙に時系列で流れをずっと書き綴る必要はありません。
例えば、時代ごと、国ごとに区切ったり、権力者で区切ったり、戦国時代なら戦いごとに区切ったりと、ポイントを小さく狭く絞って一枚のコピー用紙に要点を書き出します。
枚数がかさむのは問題ありません。次々と書き出していきましょう。書いたものはクリアファイルへ入れていきましょう。
できるだけ簡潔に書き出す
後でコピー用紙を見直しながら復習をするので、ポイントに対して出来るだけ簡潔に書き出していきましょう。
教科書をそのまま丸写ししたり、説明を長い文章で詳細に書くのではなく、要点をおさえながら書きます。コピー用紙がパンパンになるほどの字数は禁物です。
書く作業というよりも、要点をまとめてざっくりと書き出す事がおすすめです。
図も、細かく色分けしたり、図の完成度を求める必要はありませんので、頭の中を整理する感覚で書き出しましょう。
そして、コピー用紙の上に通し番号をふり、クリアファイルへ順番におさめていきます。
コピー用紙の片面のみ使用する
両面使用はせず、片面のみ書き出して通し番号をふることで、後の復習がスマートに進みます。
以後の『復習の仕方』で、片面のみ使用の理由を記載します。
復習の仕方
クリアファイルにおさめたコピー用紙を全て出しましょう。
通し番号順になっていることを確認し、書いた内容を読み進めていきます。
この時に、暗記がうろ覚えだったり、内容が曖昧だったりするコピー用紙を横へはじき、最後まで読み終えます。
はじいたコピー用紙を、今度はクリアファイルの一番上に置きます。
この時点で通し番号は崩れており、更なる復習が必要な番号のコピー用紙が上に重なっている状態です。
次に復習をする時は、内容に不安を感じた部分から優先的に復習が出来るというわけです。
この作業をするためには、1枚の両面に2つの内容が書いてしまうと優先順位を整理するのに不便が生じるのです。
表裏が混同し、せっかくの効率化を妨げてしまいます。
また、クリアファイルは教科毎に分けるのが良いでしょう。
このファイルは学校の定期テストや外部模試の最に持ち運ぶこともでき、試験直前に見直しとして利用することも可能です。
ノートと違い、常に復習が必要なコピー用紙がクリアファイルの一番上に差し替えてある状態になっている為、復習時間の短縮や、自分が苦手とするポイントの把握がスムーズに行えます。
模試の空欄活用の練習にも
模試を解くとき、問題用紙のスキマを余すことなく使いますよね。
その、白紙空欄部分を上手く使う練習にもなるのがコピー用紙です。
本番同様の使い方
例えば、コピー用紙を一枚机上に置き、問題集を一緒に置いて、問題を読みながらコピー用紙に解き方や計算を書き出していきます。
これだけで、本番同様、『白い余白部分に解いていく』練習になります。
線もなければ枠もない、ただ真っ白なスペースに解き方を書き出していく練習は本番で同じことをする為、無意識にでも慣れている状態が作れるのです!
白い紙に書きなぐるという経験を普段からしておけば、模試の白いスキマも違和感なく使えますね。
ノートに慣れている人にとってはこの発想はなかなか思い付かなかったのではないでしょうか。
白い紙に慣れましょう!
それを試験に活かしましょう!!
コピー用紙活用方法おすすめ動画
コピー用紙を実際にどのように活用しているのか、You Tubeからいくつかご紹介しますので是非参考にしてみて下さい。
【新しいコピー用紙を使い出す速読ができるようになりたい東大志望の1日】
【コピー用紙勉強法】
まとめ
コピー用紙を使った復習方法は実にシンプルです。
ポイントを絞って書き出した1枚のコピー用紙を繰り返して見直し、覚えきれていないコピー用紙をクリアファイルの一番上に持って来ることで、自分が優先的に復習しなければいけない項目が瞬時に分かります。
『今日は何から復習しようかな、前はどこまでやったっけ…』と考える時間ももったいないので、コピー用紙に次々と書き出し、通し番号をふり、復習し、不安な番号を上へ出す、覚えきれたら他のファイルへ保存でも破棄でも構いません。
繰り返しこのやり方で知識の定着を図っていきましょう。
復習が大事な事は十分分かっていて、コピー用紙も使った勉強方法も試しているけれど、なかなか復習が追い付かず困っているという人は、是非桜凛進学塾の無料相談にお越しください。
現在の復習のやり方を見直す良い機会になります。
勉強は、誰しもそのやり方や進捗状況に悩みます。
桜凛進学塾の講師陣は、勉強のやり方に悩みながらも『勝ちグセがつく勉強方法』で知識の定着を図り、受験を勝ち抜いてきた経験者です。
きっと、相談後の勉強方法が変わります!自分に足りないものが見えてくると思います!
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