受験が不安で仕方がない、そんな気持ちを楽にする方法とは?
受験の結果次第でこの先の人生が決まってしまうのではないか?と考えてしまう位懸命に受験勉強に取り組んでいる人は、心を楽にして前向きに捉える様に意識することが肝要です。
どうして不安が襲ってくるのか、どうしたらを払拭出来るのかをいくつかご紹介します。
受験前の不安は何故生まれるの?
まず、不安自体がどうして生まれるのか、根拠を探ってみましょう。
合否を判定される重圧
「もし落ちてしまったどうしよう」「希望校に受からなかったらどうしよう」
受験は合格不合格がハッキリと出る上に、その結果次第で自分を取り巻く環境がガラッと変わるわけですから、いざ受験!となった時の失敗を想像してしまうと、とてつもなく大きな不安にかられます。
合格を想定して楽しく受験勉強に励む人はあまり多くないのではないでしょうか。
合否をあまりに強く意識する状況である限り、不安に感じる人は非常に多いのではないかと思います。
自分の勉強に対する不安
「勉強は足りているのかな」「勉強量がこなせていないな」「思うように勉強に集中出来ないな」
こういった思いも不安を掻き立てる要因の1つです。
自信の裏付けとして、勉強量や内容に自分が現状満足していることが非常に大切なので、「この前やった問題が今日も解けなかった」「英単語を殆ど忘れてしまっている」等、出来ていない状況にフォーカスしてしまうと不安が込み上げてきます。
周りの不安も背負う
「あなた、勉強大丈夫なの?」「志望校変えたら?」等、近しい人から言われて落ち込んでしまうことはありませんか?
家族なら尚更、我が子の受験が心配で、ネガティブワードが出てきたり、突き放されたりという事もあると思います。
周りの不安を一人で抱えてしまい、自分も段々と不安な気持ちが強くなってくるということもよくあります。
周りの思いに自分も引きづられてしまうのです。
不安を払拭する方法
受験前は、普通にしているつもりでも自分の知らぬ間に追い込まれて行き、悪い事を想像しがちな時期です。
不安を抱える自分を励ますのは自分自身です。
不安に押し潰されない、今出来る事を4つご紹介します。
参考にしてください。
言葉にして誰かに聞いてもらう
心に抱えた不安はそのまま放置せず、人に話してしまいましょう。
言葉にして誰かに伝えることだけで、落ち着く事が多々あります。
その際、なるべくネガティブに捉える人ではなく、自分を肯定してくれる人に話すと効果的です。
家族や友人、塾の先生等に聞いてもらう事が大切です。
もし、聞いてくれる人が思いあたらなければ、紙に今の思いを書き出してみることも同じ効果が期待出来ます。
自分の不安をそのまま紙に書き出すと、頭の中も整理が出来てアウトプットになり、スッキリしますので、言葉で伝えることが苦手という人は紙に書き出す事をおすすめします。
「こんな時間もったいない」と思わず、自分の気持ちを前向きにしないと勉強にも集中が出来ない事を心得て実践してみましょう。
現状で不安な勉強科目を洗い出す
勉強自体に不安な点はありませんか?
何となく苦手な教科で、つい敬遠してしまいがちな教科や、手をつけたくてもつけられないでいる科目を現段階で構わないので整理してみましょう。
不安な点が勉強の進捗状況だとしてら、自分の勉強に満足がいっていない証拠になります。
模試や試験の結果にとらわれない
受験前の模試や試験の結果はいつも以上に一喜一憂してしまい、ダイレクトに精神状態に反映してしまいます。
いっそ、試験結果は見ずに、テストの自己採点時にどのくらいとれていて何が出来なかったのかのみにフォーカスしてみては如何でしょうか?
「大体6~7割り取れていれば大丈夫」等の指標を自分自身で設定し、相対的な結果を見ずにテストの内容だけにあえて集中することも自分の心を守るポイントです。
睡眠時間をきちんと確保する
睡眠はしっかりとれていますか?
毎日追い込みの勉強を続けていると、自分が慢性的な睡眠不足になっていることにすら気づかない事もあります。
睡眠不足は脳の活性化を阻害するだけでなく、ネガティブな思考に偏る危険も兼ね備えています。
「今日はしっかり寝るぞ!」と、切り替える日も必要です。
不安を前向きに捉える
不安を否定してはいけません。不安はあって当たり前なので、「不安で不安で仕方がない」気持ちに蓋をする必要はないのです。
少しでも前向きに捉えることが出来ると良いと思います。
不安になるのはみんな同じ
共に勉強をしているお友達も、成績優秀な受験生も、受験生を抱える親も、どの人もみんな、不安を抱えているのは同じなんだと捉えてみてください。
「自分だけこんなに不安になっている」「なんで自分だけ悩んでいるのか」等と考えてしまった時は、「みんなこういう不安と共に戦っているんだ」と思い出して見ると良いと思います。
焦りが徐々に少なくなっていきます。
不安は頑張る人にしか訪れない
不安に感じるのは、目標がしっかりと定まっていて、そこに向かう時間軸の中で起こりうる事なので、夢や目標に向かって進む人には必ずついて回るものなんだと自分を誉めてあげましょう。
何となく勉強している人は不安な気持ちにもなりませんし、「まあいいや」という思考があれば不安な気持ちにもなりません。
一生懸命頑張っている人につきものなのが「不安」です。
ポジティブに、「今自分は不安になっているな…頑張っている証拠だ!」と自分自身を励ましましょう。
まとめ
不安な気持ちを抱えることは決して悪いことではありません。
進む道の上で迷いや葛藤があると、誰でも抱く感情の一部です。
不安になった時の対処法として、
- 言葉に出して誰かに聞いてもらう
- 不安に思う勉強科目を洗い出して見る
- 模試や試験の結果を見ずに自分自身の解答用紙と向き合う
- 睡眠時間をしっかりと確保する
- 不安の捉え方を変える(自分だけだと思わない、不安が頑張っている証拠)
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