もう逃げない!勉強がつらくて逃げたい時に考えたいこと
勉強しなきゃいけないと分かっているのに、ついつい勉強することから逃げてしまう。
勉強から逃げて勉強しなかったことを後悔し、自分が嫌になる…。けれどこの記事を見ているということは、逃げる自分を変えたいという思いがあるからではないでしょうか?
記事を通して自分と向き合い、勉強から逃げない自分を作るきっかけを見つけていきましょう。
逃げてばかりいるとどうなるのか
逃げてばかりいると「逃げ癖」がついてしまい、様々なことから逃げるようになってしまいます。
毎日勉強から逃げることは、小さいことでたいしたことではないように思えます。
今は勉強から逃げていても、受験が近づいたら勉強するしかなくなるだろう。
だから今はできなくても、いざとなったら勉強できる。
そうなれば良いですが、毎日逃げているからこそ、大事な時にはもっと逃げ出したくなってしまいます。
今日できなかったことを、明日いきなりできるようになることはないのです。
大学受験から逃げる
日々の勉強から逃げることは、大学受験から逃げることに繋がります。
勉強が嫌で逃げていたとしても、周囲と反発しないために、なんとなく受験勉強を始めることになるかもしれません。
しかしなんとなく勉強を始めたとしても成績は上がらず、志望校に受かるか分からない不安な日々を過ごすことになります。
そしていざ本番になった日、勉強も不十分で受かるか分からない不安に駆られて「受験しない」という逃げに繋がってしまうかもしれません。
仕事から逃げる
大人になったからといって「逃げ癖」が治ることはありません。
逃げ癖がついてしまっていると、イヤなことがあればすぐに会社を辞める癖がついてしまいます。
本当につらい状況でどうしようもなければ、会社を辞めて転職することは良いことです。
しかし逃げ癖がついている人は、日常の些細な嫌なことで「この会社は私には合わない」と会社を辞めてしまいます。
先輩に注意された、面倒な業務を頼まれた、性格の合わない人がいる…どの会社でも起こりうる些細な嫌なことで「辞めよう」となってしまいます。
大人になってからも、いや大人になったからこそ理不尽でつらいことはたくさん起こります。
その都度逃げている人に、居場所は残っているでしょうか。
あなたはこの先もずっと「逃げる人生」を送りたいですか?
勉強から逃げたくなる理由を考える
この記事を読んでいるということは、勉強から逃げてしまう自分を少なからず変えたいという思いがあるからだと思います。
勉強から逃げない自分になるためには、なぜ勉強から逃げたくなるのか理由を考える必要があります。
原因が分からなければ対処法も分からないからです。
受かるか分からない不安
逃げ癖がある人の心理の1つとして、完璧主義な一面を持っている人が多いです。
頑張れる人は、自分が成長するためには多少の失敗は仕方ないと割り切れるのですが、逃げ癖のある人はできる限り失敗したくないと思ってしまいます。
少しの失敗もしたくないという思いが強く、失敗するかもしれない物事に対して拒否反応が出てしまいます。
受かるかどうか分からない受験は、多くの人が不安に思います。逃げ癖のある人は人一倍その不安に駆られてしまうのです。
逃げ癖のある人は自己肯定感が低く、自分に自信がない人が多いです。
少しの失敗で「自分にはできない」という考えが先行してしまいます。
そうしたことから、より失敗に対して恐怖を感じるのかもしれません。
自分の勉強に対して自信が持てず、常に自分に対してネガティブな評価をしていることが多いです。
勉強がつまらない
勉強が嫌で逃げてしまう人は「勉強なんてつまらない」と思っています。
勉強するよりテレビをみたりゲームしたり、友達と遊んだ方が楽しいため、勉強ではなく他の事をしてしまうのです。
勉強なんてしても意味がない、自分には無理だからと諦めてしまっていることも、勉強しない理由になっています。
では、なぜ勉強がつまらないと感じてしまうのでしょうか?
成績が上がらない
勉強しているのに成績が上がらなければ「勉強しても意味ない」と感じてしまいます。
楽しくもない勉強を無理にやっても、成績が上がらずテストで良い点が取れないなら、最初からやらなくていいと思ってしまいます。
そして、楽しく楽な方にどんどん逃げてしまいます。
そもそも勉強の仕方が分からない
勉強がつまらない、だから勉強しない、だから成績が上がらない。
この負のループに陥っている人は、そもそも勉強の仕方が分からないから前に進めないだけかもしれません。
例えば余っている大根をどうにか消費しなければいけなくなった時、スマートフォンやパソコンで大根を使ったレシピを検索することができます。
簡単で美味しそうなレシピが分かれば、作りたくなりますよね。
やり方がわかれば、すぐに行動に移してみたくなります。
勉強ができないのは、分からないことが多いからかもしれません。
勉強は検索したからといって、今自分がほしい情報がすぐ手に入るとは限りません。
やり方が分からないから、勉強が進まない。進まないことにストレスを感じ、勉強が嫌いになってしまいます。
逃げたくなったら
誰しもが、勉強に関わらずプレッシャーを感じた時や面倒くさいと感じた時に、逃げたくなることはあります。
逃げたくなった時、どうすればよいのでしょうか。
最小限で逃げる
逃げたくなったら、最小限で逃げることを意識しましょう。
「逃げていいの?」と驚くかもしれませんが、逃げてきた人が「今から一切逃げません!」というのはとても難しくつらいことです。
そのため「逃げてもいい、けれど逃げていいのはここまで」と逃げてもいい範囲を決めましょう。
勉強は継続することが一番重要です。
エビングハウスの忘却線を踏まえたウォータールー大学の研究結果によると、一度勉強したことも、復習しなければ1ヶ月後には学習した内容をほぼ忘れてしまいます。
「問題集をするのはやめる、だけど教科書は5分読む」というように、勉強から完全に逃げるのではなく最低限で逃げるようにしましょう。
「せっかく教科書を開いたんだから、この問題も解いてみようかな」という気持ちになるかもしれません。
教科書を開く、その1歩を踏み出せたら自分を褒めてあげましょう。
一流じゃなくていい/1つ成功体験を積む
受験生の中には周囲の意見によって、一流の大学を目指している人もいるかもしれません。
世の中には一流でなければ意味がないと考える人もいます。
しかし、そんな周りの人の価値観なんて関係ありません。大事なのは自分の価値観です。
時には一流を目指してずっと足踏みをしているより、三流でも五流でも踏み出して1度成功体験をした方が目標への近道になる場合もあります。
例えば英語検定を1級持ってないと意味がないと言う人がいたとします。
だからといって、いきなり1級をとることはとても難しいです。
1級をとらなきゃいけないと思うと、プレッシャーも相当なものになります。
1級合格の実力をつけるためには長い間勉強する必要がでてくるでしょう。
1級を目指すために、5級から受験していくことにしたらどうでしょうか?
英語検定5級は中学初級程度なため、中学で英語の授業を受けていた人なら、受験勉強はそこまで難しくはないでしょう。
5級に合格したら4級、4級に合格したら3級…そうして段々と成功体験を積んでいくことで自信もつき、英語検定の問題形式にも慣れていき、より1級合格に近づくことでしょう。
小さな成功でも、積み重ねていくことで自信がついてきます。
自信があれば、失敗に対する恐怖心も小さくなります。
最初から一流を目指すことは、とても難しいことです。最初から1流を目指さなくてもいいのです。
自分のできる範囲でいいから、目の前にあることにチャレンジして1歩踏み出すことが大切です。
逃げるからつらくなる|まとめ
多くの人はつらいから逃げてしまうのだと思います。
しかし、逃げるからつらくなっていくのも確かです。
勉強がつらいから逃げたことが、余計に勉強をつらくさせます。
つらいことから逃げていると、自分には何も身に付きません。
そうすると、本当に逃げたい時に逃げ道がなくなってしまいます。
“ミスター・ハピネス”として親しまれているドミニク・グロシューは以下の言葉を残しています。
行動は恐怖を消してくれる。
行動に移ろう。待っていてはいけない。
100%準備ができているなんてことなんてないのだから。
まず行動することが、逃げ癖のある自分を変える1歩かもしれません。
一緒に頑張ってくれる人を見つける
勉強から逃げてしまうなら、逃げ道を塞いでくれる、一緒に頑張ってくれる人を見つけるのも1つの手です。
勉強が頑張れないのは、勉強の仕方が分からないからかもしれません。
桜凛進学塾では東大を筆頭に難関大を突破した実績のあるプロの講師陣が、1人1人に寄り添って、勉強したことが確実に定着する、ムダのない勉強のやり方を伝授します。
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