大学受験の勝負はここから!「高2の冬、何を勉強する?」
冬はクリスマスやお正月とイベントが続き、なかなか勉強モードになれない人も多くいると思います。
しかし、高校2年生の冬は高校3年生0学期とも言われ、どう過ごすかで、3年生からの受験勉強が大きく変わります。
受験間近になって、「もっと早くから勉強しておけばよかった!」と後悔しないように今から準備をし始めましょう。
ただ、膨大な範囲の中で「何からやり始めればいいのかわからない!」と不安もたくさんあって当然です。
今回は高校2年生の冬に何を勉強すべきかを説明していきます。
受験勉強のスタートを切って、ライバルと差をつけていきましょう!
「高校3年生0学期」
今からでも間に合う?どうスタートを切ればいい?
高校2年生の冬=高校3年生0学期とよく言われますが、
部活を引退している人もいれば、まだまだ部活に全力で取り組んでいる人もいて、置かれている状況は人それぞれです。
本格的に受験モードになれる人もいれば、部活と勉強を両立するので精一杯の人もいて、
置かれている状況は人それぞれですが、高校2年生のほとんどは大学受験の基盤は整っていないはず。
ただ、定期テストで点数が悪かったり、模試でE判定だったりすると焦ったり、もう手遅れなのかと思う人もいると思いますが、今から始めれば問題ありません。
2年生の12月から始めても、3年生になるまでの4ヶ月間でやれることはたくさんあります!
この高校3年生0学期は大学受験の準備運動の期間だと思って、焦らずゆっくり始めていきましょう!
まずは目標設定をしよう!
準備期間といっても闇雲に勉強しても意味がありません。
まずは目標を立ててそれに向けた勉強計画を立てていきましょう。
まずは大きな目標を立て、それに向けた小さな目標を立てていきます。
志望校がすでに定まっている人はそれを最終目標として、
まだ決まってない人は、この機会に大学について調べる時間を作って行きたい大学を探すことも大切です。
というのも、「この大学に行きたい!」という明確な目標があることで、そのために今何をすべきかが見えてきます。
そして、それが受験勉強の1番のモチベーションになるからです。
気持ちも受験モードに切り替えることもこの期間にしておくことも大切です。
計画を立てて習慣づける受験勉強
目標が定まったら、計画を立てて勉強を進めていきましょう。
これから始まる受験勉強では計画性をもって勉強を進めていくことが大切です。
まずは勉強時間ですが、先程も言ったように人によって時間をしっかり確保できる人もいればそうでない人もいます。
この時期は
平日3時間(余裕がある人は4,5時間)、休日6時間~8時間
の勉強時間を確保できるようにスケジュールを組んでいきましょう。
中には、まとまって何時間も確保できないという人もいると思います。
その場合は移動時間などのすき間時間を使って勉強時間を確保しましょう。
まだ高校2年生のこの時期に毎日何時間も勉強する習慣がついている人はあまりいないと思います。
しかし、3年生になれば1日10時間以上も机に向かう集中力も必要になります。
3年生になっていきなり長時間勉強しようと思ってもそう簡単にはいきません。
2年生のうちから少しでも勉強する習慣づけと集中力を身に着けておきましょう。
3年生になる前に基礎を固める
受験のモチベーションが上がり、勉強時間の確保もできたら、次は何を勉強するかがとても重要になります。
大学受験は高校3年間に勉強する膨大な範囲を網羅しておかなければなりません。
そう聞くと「お先真っ暗…」と頭を抱えるかもしれませんが、きちんとしたやり方で進めれば問題ありません。
理系と文系、または受験する大学によって勉強すべき科目は変わってきますが、
高2の冬、全員がすべきことは 基礎を固める ことです。
今回は理系と文系、それぞれがすべきことについて紹介していきます。
理系―数学の復習
理系の大学を受験する人で、最低限必要な科目は英語・数学(ⅠAⅡBⅢ)・理科です。
数学の範囲と選択できる理科の科目は大学や学部によって異なるので、志望校が決まった段階でチェックしておきましょう。
その中でも、数学の復習を重点的にやりましょう。
1年生で勉強したⅠAの範囲はもう忘れてしまっている人もいるかもしれませんが、高校数学の基礎です。
難しい問題集や入試問題に挑戦する必要はなく、普段の定期テストで使っているものや基礎的な問題集を仕上げていきましょう。
高3になるまでにⅡBの復習まで終わらせることを目標に進めていくことをおすすめします。
ここで大切なことは、難しい問題を解く力をつけることではなく、基礎を固め、自分の苦手な範囲を確認することです。
文系―英語の基礎固め
文系の受験科目で1番重要になるのが英語です。
文系の方は3年生になるまでに英語の基礎をどれだけ固められるかが勝負の分かれ道になってきます。
英語の試験の中で、長文問題は点数の配分が高いですが、つまずく人も多くい問題です。
この時期は、長文をすらすらと読めるようになる必要はありませんが、長文を読むために必要な力を蓄えましょう。
英単語と文法の復習を重点的にやりましょう。
●英単語は受験基礎レベルの単語帳は1周しておきましょう。
英単語はまとまった時間を取って勉強するよりも、移動時間などのすき間時間を効率的に使って、1日20個など、目標を立ててコツコツ覚えていきましょう。
単語帳の選び方や使用方法については、桜凛進学塾が発信している桜凛チャンネル(You Tube)で公開している動画があるので参考にしてください。
【英単語帳はどれを選ぶ?】
【東大生が教える!英単語帳の最適な冊数、使い方】
【東大生が教える!英単語の勉強を毎日継続するためのコツとは?】
●文法は問題集を解いて覚えていきましょう。
普段学校で使っているものや、市販の基礎的なものでかまいませんが、解説とその問題があるものがおすすめです。
問題を解きながら文法を覚えていくことがポイントです。
3年生になるまでに一通りは復習しておけるよう計画的に進めていきましょう。
また、英語は理系・文系問わず、ほとんど全ての受験生に必要な科目になりますので、理系の人も参考にして、英語の勉強も進めていってください!
そして、まだ志望校が定まってない人はまずは英語から始めていきましょう。
「高2の冬、何を勉強する?」-まとめ-
いかがでしたか?
高校2年生の皆さんは、今自分が何をすべきかがわかってきましたか?
大学受験は3年生の春までの長期戦です。
もちろん、3年生になってどのように勉強していくかも重要ですが、
2年生の冬の準備期間にどれだけしっかりと準備ができたかも同じくらい重要になってきます。
すでに受験モードになれている人も、そうでない人も
① 目標設定 ② 計画を立てる ③ 基礎を固める
この3つのポイントを押さえて、コツコツと準備していきましょう。
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