冬休みはどう勉強すれば良いの?小・中・高校生別に解説します!
冬休みは期間も短く、お正月を挟んでいるのであっという間に終わってしまうという感覚はありませんか?
今年はもしかすると冬休みも短くなるかもしれないので、更に短く感じるかもしれません。
しかし、受験生にとって冬休みは受験前最後の追い込みが出来る期間です。
その他の皆さんも冬休みに勉強するかどうかで、圧倒的に周りとの差がつきますよ。
それではどのように勉強していけば良いのか、小・中・高校生別にみていきましょう。
冬休みの勉強【小学生編】
小学生のみなさんは冬休みはたくさんゲームしてたくさん外で遊びたいですよね!
楽しむのもとても良いことなのですが、中学受験をするとしたらなかなか遊んでばかりとはいきません。
それでは、冬休みはどのような勉強をすれば良いのでしょうか。
受験生(小学6年生)の冬休みの勉強方法とは?
中学受験は1月の中旬に実施されることがほとんどです。
特に埼玉県入試は全国でも早く、1月10日の埼玉県私立を皮切りに2月上旬まで続きます。
ということは、冬休みは最後の勝負といったところでしょうか。
この時期は、暗記物の復習をおすすめします。
覚えていると思っていることでも、案外忘れてしまっていることもあると思います。
社会の年号の暗記や国語の漢字、算数の公式など必ず覚えておかなければならないものには一通り目を通しておきましょう。
あとは規則正しい生活(早寝早起きなど)を送ることが大切です。
体調管理も大切な受験勉強の一貫です!
さいたま市の中高一貫校(市立浦和中や大宮国際中)は、本番当日に体調不良になった場合、他の日に振替で受験することは出来ません。
どんなに受験勉強を頑張っても、発熱や体調不良で試験を受けることさえ出来なくなってしまっては本末転倒です。
よく食べ、よく寝て、うがい手洗いなど基本的な生活習慣を怠らないように心がけましょう。
小学1年生~小学5年生までは冬休みの勉強は何をしたらいい?
受験にはまだあまり関係ない低学年から中学年のみなさんの冬休みの期間で一番大切なことは、「勉強を毎日少しずつでも確実に取り組む」という姿勢です。
勉強で後々苦労してしまう子の一番の原因は「勉強の習慣が身についていない」ということです。
逆を言えば、冬休みで学習習慣を身につけておけば、次の学年の苦労を確実に減らせるということにもなります。
冬休み中毎日少しずつ宿題やドリルに取り組むようにしましょう。
一日に10ページ頑張って後の休みをずっと遊んで過ごすよりは、一日1ページを10日間毎日コツコツする方が勉強の習慣というのは確実につきます。
最近の小学校では、1行日記やドリルなどの宿題が学校側から出されない傾向が多く見受けられます。
本屋さんへ行くと、学校の教科書に準じたドリルなどが沢山置いてありますので、薄いものを手に取り、それをやりきるという方法も達成感があって良いかもしれません。
冬休みは日数が少なく、お正月でお出かけをしたり帰省したりする日も含みますので、学校で使用している漢字&計算ドリルを苦手な部分だけでも復習しても良いでしょう。
漢字は三学期の予習として少し練習しておくことも良いですね。
このような勉強方法がおすすめです。
冬休みの勉強【中学生編】
中学生になると、小学生とは違い、中学1年生や2年生のテストでも高校受験の内申点に関係してくることがあります。
冬休みも勉強をして、友達に少しでも差をつけたいですよね!
どのような勉強が適しているのかをみていきましょう。
受験生(中学3年生)の冬休みの勉強方法とは?
中学3年生となると、恋人が出来たり友達の輪も広がり中学最後の思い出にたくさん遊びに行きたくなってしまうかもしれませんね。
しかし、この冬休みの頑張りが高校受験の成功失敗に関係してくるとしたらどうでしょうか?
青春は高校に入ってもたくさん出来ます。
まずは目の前の入試に焦点をおいて頑張ってみませんか?
具体的には、やはり知識の詰め込みに使ってもらいたいです。
数学の計算問題(これは落としてはいけません)、国語の漢字や熟語、ことわざや百人一首、英語の単語など比較的短時間で覚えられるものを集中的に頑張りましょう。
また、理科社会は暗記することが多いのでここで詰め込むことが出来れば、入学試験の点数が何十点かアップすることにつながります。
入試というのは1点でも多く取れればその分合格に近づきますので、ここを重点的に勉強するのがおすすめです。
中学1年生2年生は冬休みの勉強は何をしたらいい?
中学1年生でつまづいてしまうとその後もどんどん勉強が分からなくなってしまうという傾向にあります。
そのため、中学1年生では学校の予習復習が大切になってきます。
特に復習をすることが大切です。
分からない単元を重点的に勉強し、分からないというところをなくした状態で中学2年生に進学するのが理想です。
中学2年生ではもう受験が見えてきているのである程度志望校などを考える時期でもあるでしょう。
高校をいくつかリサーチして、ここに行きたい!という意識をもつことが大切になります。
意識をもつことで勉強のモチベーションがあがります。
妥協するとそれ以上の力は出なくなってしまうので決して妥協はしないようにしてくださいね。
冬休みの勉強【高校生編】
高校生にもなると、中学生とは比べ物にならないくらい勉強も難しくなり、教科や勉強量もかなり増えてきます。
高校生は冬休みにどのような勉強をすればよいのでしょうか?
受験生(高校3年生または浪人生)の冬休みの勉強方法とは?
まず、受験生は1月になるとすぐに大学入学共通テストがあります。
ここに向けて高校1年生の時から頑張って勉強してきた人もいるでしょう。
この冬休みを頑張れる人はダラダラと過ごす人よりも100時間は多く勉強時間を確保できると言われています。
そうやって努力出来る人が悪い結果になるとは思えません。
ここまで頑張ってきたのだからと冬休みをだらけてしまうことがないようにしてください。
最後の追い込みです!
高校1年生高校2年生は冬休みの勉強は何をしたらいい?
高校1年生2年生のみなさんがこの冬休みに一番しないといけないことは「弱点の克服」です。
苦手意識をもってしまうと、その単元をするたびに嫌な気持ちになり、どうせ出来ないしと始めから解くことを諦めてしまうようになります。
高校3年生でこうならないように1年生2年生の間に弱点を克服するという癖をつけておくようにしてください。
弱点が克服出来れば、勉強することが面白くなったりもっと難しい問題に挑戦してみたくなったりします。
冬休みの勉強―まとめー
冬休みに勉強しておくと良いことを、小・中・高別にまとめてきました。
共通して言えることは、冬休みはとても短い期間でお正月もあり、なかなかまとまった勉強時間を取れないかもしれませんが、ここを頑張れるか頑張れないかで周りとの差が必ずつくということです。
それは3学期が始まると分かるかもしれませんし、受験の結果を見て気が付くこともあるでしょう。
「冬休みを制する者は勉強を制する!」を心に留めておいてほしいです。
今年の冬はインフルエンザとコロナの同時流行が怖いので、外を出歩くよりは自宅でオンライン学習をするというのも一つの方法かもしれません。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
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