Duoを使った勉強法
Duoの使い方について
記事を読むよりも
手っ取り早くだれかに相談したい!
直接自分に合った方法を教えてほしい!
という方は、ぜひ桜凛進学塾のオンライン授業の無料相談を受けてみてくださいね。
さて、
Duoシリーズは、受験生に最もオススメする
英単語帳です。
高校の英単語のテストで
いつも3点(10点満点中)しか
取れなかった代表も、
これを使うことで、苦労せずに、
大学受験の英単語をマスターしました。
【どんな人が使う参考書なの?】
英単語を覚えようとしても、
ターゲットやシス単などでは、
なかなか覚えられない、
という人が使うべき参考書です。
正直、この本が一番スピーディーにかつ
ラクに単語を覚えられる参考書なので、
必ず使う参考書だと思って下さい。
英語の参考書の中で、最も良い参考書はこれだ!
と断言できるほど、素晴らしい参考書です。
(※正しい使い方をすると、
最もラクに覚えられる参考書ですが、
使い方を間違えると、
全然覚えられないので、
注意してくださいね!)
事前に使うべき参考書はあるの?
中学レベルの単語に不安が残る人は、
高校入試 単文で覚える英単語1900を
先に勉強してください。
目安として、
Duoセレクトの各例文に4つ以上、
自分の知らない単語・熟語が
あるときは、
中学レベルの復習から始めた方がいいです。
例文式の単語帳で勉強するときは、
1つの例文に4つ以上知らない、
単語・熟語があると一気に覚えにくくなるので、
1つの例文に4つ以上知らない
単語・熟語がある例文が
全体の2割以下かどうかが目安です。
Duoは受験向きじゃない、って聞いたけど?
よく世間で、Duoシリーズは
「TOEIC向きの参考書で、
受験向きの単語・熟語じゃないから、
シス単とか単語王とかターゲットの方が良い。
Duoは、受験には向かない。」
と言う人がいますが、
あなたが関東の人ならば、そんなヤツはバカだと、
あなたが関西の人ならば、そんなヤツはアホだと
思って下さい。
なぜか?
勉強に対する、そもそもの考え方が間違っているからです。
単語帳の選び方で最も重要な2つのコツ
勉強はスピードが命
ちょっと簡単なクイズを出すので
考えてみて下さい。
A「毎日30分一生懸命に勉強して、
100%入試に出る単語を
1ヶ月で500単語覚える。」
B「毎日30分ラクに勉強して、
70%入試に出る単語を
1ヶ月で1500単語覚える。」
どっちがいいですか?
私はBの方が良いです。
だって、
同じ勉強時間で、試験に出ることを
どれだけ多く覚えられるか!?
が、効率良い勉強じゃありませんか?
むしろ、遊ぶ時間も確保したいし、
勉強時間は短縮したいですよね。
Duoシリーズは、
Bタイプで、
ターゲットやシス単、単語王などは
Aタイプです。
挫折するような単語帳は捨てた方が良い
さらに言うと、
Duoシリーズは、
挫折する可能性がほぼ皆無です。
ターゲットやシス単、単語王は、
挫折する可能性がかなり高いです。
事実、代表はターゲットは170個ぐらいで
挫折しました。
(これでも、駿台の東大模試1位ですよ!笑)
模試で1位だったのは数学でしたが、
信州大学医学部医学科の
英語の二次試験は、
250点満点中235点でした。
リアルな話しですが、
ターゲットで挫折せずに
覚えられる人は、
人よりも単純記憶の力が強いと
自負して貰って大丈夫です!
よく考えると、
ターゲットや単語王は、
単語の数を1900個くらいに
厳選してくれた辞書です。
でも、辞書は辞書。
覚えにくくて当たり前です。
どうしてもシス単や単語王で覚えたいんだけど?
そういう人は、
なおさらDuoシリーズを先に
やった方が良いです。
なぜなら、単語帳に載ってるのは、
どの参考書もけっこう被っています。
つまり、
Duoシリーズを勉強した後に、
ターゲットやシス単、単語王を見てみると、
7割近くは既に知っている単語なのです。
辞書型の参考書でも、
Duoシリーズを勉強した後に、
見てみたら、
知らない単語が600個くらい。
これなら、
まだラクに覚えられますし、
挫折する可能性も低いです。
と言うより、
勉強するスピードを考えると、
実は、
シス単やターゲット、単語王を
始めからゴリゴリ覚えていくより、
Duoシリーズ→シス単等、
と勉強した方が、
実は短時間で覚えられます。
まさに、急がば回れですね。
到達レベルはどれくらい?
Duoセレクトって言う名前の響きで
バカにしている人がいますが、
意外とセンターレベルの英単語は
Duoセレクトで、なんとかなります。
(英語が苦手で国立医学部に合格してる人は、
Duoセレクトレベルが定着してない人も実は多いです!)
つまり、
センター試験で7割~8割というところです。
センターレベルや、
私大の保健学科レベル、
GMARCH未満の私大レベルなら
Duoセレクトだけでも戦えるでしょう。
一番の意義は、
Duoセレクトを覚えることで、
Duo3.0にスムーズに移行できることです。
Duo3.0を覚えたら、
東大、京大、早慶、国立医学部などの
難関大と戦える単語量はついてます。
いきなりDuo3.0やった方が早いんじゃないの?
こういう質問をする人は、
東大、京大、旧帝大医学部に合格する人が
使っている参考書で勉強しているはずなのに、
成績が全然伸びないタイプではないでしょうか?
レベルの高い参考書、難しい問題で
勉強したからと言って、
成績が上がるわけではありません。
Duoシリーズの場合、
1つの英文に知らない単語が
4つ以上あると、
一気に定着率が下がります。
そして、
いきなりDuo3.0から始めると、
1つの英文に知らない単語が4つ以上ある
可能性が高いです。
ここでDuoセレクトをやっていると、
Duo3.0と被っている単語も多いので、
知らない単語が3つ以下の英文が増え、
一気にDuo3.0が効率良く勉強できるのです。
なので、
いきなりDuo3.0をするよりも、
Duoセレクトから始めて、
Duo3.0をした方が、
結果的に早いことが多いです。
なにより、
挫折する可能性がほぼ0になります。
どんな良い単語帳でも、
覚えられなければ意味がありません。
なので、
挫折する可能性がほぼ0で、
しかも時間あたりの勉強スピードが速い
Duoセレクトを、
私は強くお勧めします。
【勉強するのにかかる時間の目安】
Duoセレクトの場合
1周目 :36分~6時間
2~3周目 :36分~3時間
4周目~30周目:約45分
Duo3.0の場合
1周目 :60分~12時間
2~3周目 :60分~6時間
4周目~30周目:約75分
30周勉強するのにかかる目安時間
Duoセレクト:20~30時間
Duo3.0:20~30時間
単語が弱い方は、ほぼ完璧に覚えるのに40周くらいかかります。
40周勉強するのにかかる目安時間
Duoセレクトの場合:26~36時間
Duo3.0の場合:52〜72時間
勉強方法
※派生語は勉強しようとすると失敗します
1周目
全く覚えなくて良いので、
どんな英文、単語、熟語があるのか、
一通り把握することが目的です。
A.高校レベルの英単語を
完璧に覚えた参考書がなくて、
リスニング力に自信のない方の場合
①まず、英文の訳を読んで、
どんな意味の英文なのか事前に把握します。
②新しい英単語・英熟語と意味を確認して、
どんな英単語・熟語が出てくるのか把握します。
(読むところは基本は青い文字のみ)
③上記①②をやって、英文の訳、
単語・熟語の英語と意味を把握した上で、
英文を読みます。
④ ①~③を1つの文ずつ、順番にやって、最後までやります。
具体的には、
「少なくとも1週間前には予約しておきなさい。」
って言う意味の英文をこれから読むのかー。
↓
「make a reservationは予約をするって意味か」
「at leastは少なくともって意味か」
「advanceは前進、進歩って意味で、
in advanceで前もってか」
↓
「Make a reservation at least a week in advance」
(さすがに直前に意味確認したから、
英文の意味も、それぞれの単語・熟語の
意味は分かるぞ)
↓
「そんなにいい話を断るなんておかしいよ。」
って言う意味の英文をこれから読むのかー。
↓
以下同様
という感じでやります。
上記で読むところ以外を
読まないのがコツです。
B.高校レベルの英単語を完璧に覚えた参考書がないが、
リスニングはまぁまぁ出来る方の場合
(Bのやり方を一番推奨します!)
①練習用のCDをセットします。
②CDを再生します。
※練習用のCDの構成について
日本語訳
↓
英文(ゆっくりめ)
↓
新しい単語・熟語の英語部分
(単語・熟語の訳は読んでくれない)
↓
英文(ナチュラルスピード)
の順番に読まれます
③CDの音声と一緒に日本語訳を読み、
どんな意味の英文が流れるか事前に把握します。
④CDの音声と一緒に英文を黙読します。
(CDと一緒に音読するシャドーイングは、
この段階でやると逆効果なので、やめましょう。)
ここで一番注意して欲しいことがあります。
決して、CDの音声を聞きながら、
目で文字を追うだけになってはいけません!
CDの音声を聞きながらも、
英文を自力で読解するつもりで黙読するのがコツです。
⑤CDの音声を聞きながら、
英単語・熟語の意味を確認します。
CDは英語しか読んでくれないので、
CDで英単語・熟語の発音を聞きながら、
青文字で書いてある訳を読んで意味を確認します。
⑥CDを聞きながら、英文を黙読します。
この段階では、
英文の訳、単語・熟語の意味を把握した上で、
英文をCDを聞きながら黙読します。
ここでも、自力で英文を読解するつもりで、
黙読するのがコツです。
⑦ ③~⑥を繰り返しながら、最後までやりましょう。
CDを止めないのがコツです!
C.センターで140点はすでに取れる方の場合
①復習用のCDをセットします。
②復習用のCDを再生します。
復習用のCDの構成は、
ひたすらナチュラルスピードで英文だけが
読まれるものです。
③英文がCDで流れる直前に、
これから流れる英文の意味を
訳をサッと読むことで、
事前に把握します。
④これから流れる英文の意味を把握した上で、
CDの音声を聞きながら、英文を黙読します。
ここでも、
決して、CDを聞きながら、文字を
目で追うだけにはなってはいけません。
自力で読解するつもりで、
CDを聞きながら、英文を黙読しましょう。
(この段階でシャドーイングするのは、
逆効果なので、やめましょう。)
具体的には、
これから、「少なくとも1週間前には予約しておきなさい。」
って言う意味が読まれるのか。
↓
CDで音声を聞きながら、
Make a reservation at least a week in advance.
という英文を、読解するつもりで読む
↓
次の英文
(It doesn’t make sense to turn down such a good offer.)
がCDで流れる前に、
日本語訳を見る。
↓
これから、
「そんなにいい話を断るなんておかしいよ。」
って言う意味の英文が読まれるか
↓
CDで音声を聞きながら、
It doesn’t make sense to turn down such a good offer.
という英文を、読解するつもりで読む
↓
以下、同様。
これで最後まで、一気にやります。
中断しないのがコツです。
たまに、CDに追いつけないときがありますが、
「どうせ、何回もやるし、
次やったときに読めれば良いや。」
と思って、追いつけない英文は飛ばして、
次に読まれる英文の訳を
先に確認するのもコツです。
ひっかかる度にCDを
止めてしまうと効果が半減するので、
やめてください。
何回もCDを止めたくなる人は
AかBのパターンでやってください。
2周目~3周目
D.センターで120点以上取れる方の場合
1周目のCパターンで勉強してください。
おそらく、
「え?これで大丈夫!?
パッパラパーだけど。」
と思うでしょうが、
カラオケと同じで、
繰り返すうちに勝手に覚えるので、
ここは耐えるのがコツです。
CDで強制的に回せますし。
E.センターで120点取れてない方の場合
1周目のBパターンで勉強してください。
4周目~
1周目のCパターンで勉強してください。
4周目以降は、CDを聞きながら、
勉強している際に、
「この英文は、よく分からないな。」
「この英文は、英文中の単語の意味が
どの訳に該当しているのか
分からないな。」
など、
疑問に思うものがあれば、
英文の横にチェックをつけて、
CDを聞き終わった後に、
気になったところを確認してください。
【どう定着していくのか】
10周くらいやると、
英文と英文の訳が
それぞれ一致してきます。
この段階では、
単語・熟語の意味は
まだあまり定着しません。
20周くらいやると、
前半と後半の
単語・熟語の意味が
分かる様になってきます。
30周くらいやると、
中盤の単語・熟語の意味が
分かる様になってきます。
40周くらいすると、
ほとんど定着します。
ちなみに、
可能な方は、
1周目のCパターンの勉強は
1日2周やってください。
そっちの方が定着しやすいです。
参考書の完成系のイメージ
Duoセレクトの場合、
Duo3.0と被っているものも多いので、
80%以上の
単語・熟語を覚えたら、
Duo3.0に移って大丈夫です。
Duo3.0の場合は、
CDだけを聞いて、90%の英文が、
「この単語の意味はこういう意味だな」
と意識しながら聞き取れれば完成です。
桜凛進学塾では、
このように勉強の仕方・参考書の使い方を
丁寧に指導します。
このような状況下で、
どういうふうに勉強したらよいかわからないと悩んでいる皆さんは、
ぜひ一度桜凛進学塾へお問い合わせください。
現在、オンライン授業やオンライン自習室も開設しております。
勉強していてもなかなか成績が上がらない、
それは、あなたの理解力や努力不足のせいではありません。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、
闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、
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