【化学】3分で見通しが立つ!共通テストと二次試験対策のポイントとおすすめの参考書
共通テストと二次試験対策のポイントとおすすめの参考書
大学受験に向けて化学の勉強を始めた皆さんへ、共通テストや二次試験対策に必要なポイントと勉強法をシンプルにお伝えしていきます。
共通テスト対策のポイントと勉強法
まずは、共通テスト対策のポイントと勉強法を確認していきます。
まず、共通テストとセンター試験の違いをおさらいしましょう。
これまでのセンター試験と違うところは、リード文を読んでよく考えて解かなければいけない問題が増える点です。
まずは、これまで同様、覚えなければいけないところは覚える・理解しなければいけないところは理解するという区別をつけましょう。
それぞれの分野別の内容は以前の記事をご覧ください。
一通り基礎の勉強を終えた後は、共通テストに向けて自分で考えて解く練習が必要です。
共通テスト用の問題集を進めましょう。
この際、注意してほしいのは、予想問題集の問題に難しい内容があったからといって、「うわ知らない知識だ、覚えなければいけない」と慌てないようにしてください。
こういった問題は本番でも出題される可能性が高いので、マニアックな知識をその都度暗記していくのではなく、リード文の活かして持っている知識を応用する考え方を覚えることが重要です。
まだあまり共通テストの問題集が出回っていません。
既存のものはやりつくしてしまったという人で、特に活難関大志望の人であれば、東大・医科歯科大・東京慈恵会医科大などの問題が共通テストと同じような頭の使い方をするので活用してみてください。
二次試験対策のポイントと勉強法
続いて、二次試験対策のポイントと勉強法をお伝えしていきます。
二次試験対策といっても、大学によってやらなければならない問題集は大きく違ってきます。
私立GMARCH、国立地方国立大志望の方は
私立GMARCH、国立地方国立大を志望している人は、授業や参考書を使って覚えなければいけないところを覚え、内容を大まかに理解したあとは、標準的な問題を網羅している問題集に取り掛かりましょう。
『重要問題集』『セミナー』『リーガルファー』『新標準問題演習』『エクセル化学』など、化学の問題集はさまざまなものがあります。
その中でも、独学の場合は以下の4つの理由から『新標準問題演習』がいちばんおすすめです。
・解説が丁寧でわかりやすいこと
・問題数が多く網羅性が高いこと
・解説がわかりやすいため一問ごとにかかる時間は短くて済み、1周を早く終わらせられること
・計算がハードすぎず、問題の本質的な意図を確認しやすいこと
学校でほかの問題集を使っている人はそちらで進めてもOKですし、逆に学校で使っているものが合わないと思ったらすぐに切り替えましょう。
大事なのは1冊を徹底して完成させることです。
あっちこっちに手を出すのは避けてくださいね。
東大や旧帝大、難関大医学部志望の方は
東大や旧帝大、難関大医学部を志望している方は、上記の問題集に加えて『新演習』に取り組みましょう。
『新演習』は、巷では難しすぎると言われているのですが、本当に難しいのは最初の1-2問だけで良問ばかりです。
正直、私新宮も受験生の時には嫌煙してやっていなかったのですが、今はなぜやらなかったのかと後悔しています。
やってみると意外と取り組みやすく、良い問題・良い解説ばかりで、取り組むうちに今までばらばらに暗記していたものが体系的な理解まで落とし込める良書です!
ぜひ取り組んでください。
一点注意点として、『新演習』に載っておらず『新標準問題演習』には載っている、というものがあるので、難関大志望の方は必ず両方やりましょう。
現役生で『新演習』までやりこむ時間が足りないという人は、理論化学だけでもチャレンジしてほしいです。
『新演習』までやり込んだら、特に難関大志望は少ない情報、知らない内容からリード文を読んで導く力を求められるので、自分の受ける大学だけではなく、東大や医科歯科の過去問の練習をするとよいですよ。
共通テストと二次試験対策のポイントとおすすめの参考書まとめ
いかがでしたでしょうか。
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