2020年の浦和ルーテル学院高等学校の偏差値・難関大学への進学実績
青山学院大学系属浦和ルーテル学院は、中高一貫教育を行う浦和ルーテル学院中学校・高等学校と小学校を併設する学校です。
キリスト教の信仰に基づく教育が行われており、生徒のほとんどが小学校からの持ち上がりでありながら、高校から入学した外部生との軋轢などが生じることのほとんどない、穏やかな雰囲気があります。
一貫校は進学校として名高い学校がほとんどですが、浦和ルーテル学院は学校の進学実績よりも生徒が本当に望んでいる進路に進むことを重視しているようです。
今回は青山学院大学系属浦和ルーテル学院の偏差値や進学実績と、志望校に合格する方法を紹介します。
浦和ルーテル学院はどんな高校?
青山学院大学系属 浦和ルーテル学院中学校・高等学校
〒336-0974 埼玉県さいたま市緑区大崎3642
TEL 048-711-8221
HP https://www.uls.ed.jp/
各学科の特徴
浦和ルーテル学院では中高一貫教育を行っていますが、他の中高一貫の学校とは違って、内部進学生と外部生をカリキュラムで分けるなどは行っていないようです。
高校1年生においては、内部生と外部生どちらも全て統一したカリキュラムを履修し、
それ以降は「文系」「文理系」「理系」に分かれ、それぞれの志望校にあわせて受験プランを作成、それを履修しながら大学受験へ挑みます。
偏差値と入試難易度
浦和ルーテル学院の偏差値は57から65とかなり幅があるようです。
ほとんどの生徒が小学校からの持ち上がりであり、高校から入学する生徒は大体25名程度におさえられます。
高校入試は3回ほどチャンスがありますが、ほとんどは自己推薦入試によって入学が決まります。
自己推薦も一般入試も3教科試験が実施されており、自己推薦は内申点が基準を越え、一般入試は面接とテストでよほどのことがない限り入学することができるようです。
浦和ルーテル学院の特徴
「隣人を愛せる人間」とは、神から与えられた”ギフト”たる才能や能力を生かし、世界へと貢献することができる人間です。そして浦和ルーテル学院の行う教育は、生徒一人一人の才能や長所を見出しそれを育てる「ギフト教育」であり、「才能」「共感」「自己表現」「世界貢献」の4つの要素を通じ大きな人間的成長を成します。
浦和ルーテル学院の部活
浦和ルーテル学院では運動部と文化部がそれぞれ9つずつ活動しています。部活動自体はさほど盛んではなく、楽しみながら活動しているようです。
18の部活動以外にも、部活動の形態で奉仕活動を行う「聖歌隊」と「ハンドベルクワイヤ」も活動しており、これらの”部活”はキリスト教の精神に基づいた浦和ルーテル学院らしいものだといえるでしょう。
浦和ルーテル学院の制服
浦和ルーテル学院において制服は小学校と中学校にありますが高校にはありません。
小学校の制服も中学校の制服もスクールカラーの茶色を基調としたブレザータイプで、可愛らしさも兼ねた気品あるデザインでとても魅力的です。
小学生の制服は、胸に校章の入ったシャツにリボン・ネクタイを締め、薄茶のハーフパンツや吊りスカート、ノーカラージャケットを身に着けます。
中学生の制服は、男子生徒は校章入りのシャツに灰色に細いストライプのスラックス、女子生徒は丸襟のシャツに薄茶色のタータンチェックスカート、白のセーターと赤のリボンを締め、男女ともに冬にはこげ茶のジャケットを羽織ります。
高校生は普段は私服ですが、TPOに応じて身に着けるべき服を判断するようにいわれるそうです。
浦和ルーテル学院の主な進学先は?
浦和ルーテル学院の進学傾向を見ると「難関大学進学」という点でなく、進学先の「大学のジャンル」が特徴的だといえます。
過去四年間において、国公立大学の実績は3%早慶上理は8%程度と、いわゆる「最難関大学」の合格実績はほとんどなく、かつ最も割合の大きいGMARCHの合格率も23%とさほど高い訳でもないので票の割れが大きいということがよくわかるでしょう。
それに対して、学部別の状況を見ると「法・政治・経済」分野への進学は37%と大まかに3分の1程度を締めます。それ以外のジャンルもバラバラで「生物・畜産」の分野や「家政・芸術」分野などにも5%ずつが進学しております。
浦和ルーテル学院の進路においては、大学のレベルよりも生徒が何を学びたいかを重要視しているということが伺えます。
浦和ルーテル学院の2019年度の合格実績
宇都宮大学・帯広畜産大学 1名
慶応義塾大学 2名
上智大学 1名
明治大学・青山大学・立教大学 1名
中央大学 2名
法政大学 4名
成城大学 1名
國學院大学 4名
日本大学 2名
東洋大学 9名
駒澤大学 2名
浦和ルーテル学院から難関校に進むには?
中高一貫校ながら、授業において内部生と外部生の区別を行わない浦和ルーテル学院においては、通常の予備校や塾で展開されるような中高一貫校向けの指導カリキュラムでは「学校の授業に合った指導」を受けることが難しい場合があり、さらに自分の目指す進路の実現のために最適な指導を提供してくれる受験塾・予備校を探すのは困難を極めます。
それなら、桜凛進学塾の指導はどうでしょうか?
桜凛進学塾には大宮、南浦和、川越に校舎を構え多くの中高一貫校の生徒が通っています。個別指導塾という特性を生かした臨機応変な指導で難関大学を目指す生徒を合格へ導いており、その指導は生徒一人一人に向き合って作成する個別のカリキュラムを基にして行います。
生徒一人一人に最適なカリキュラムを作成するだけでは他の個別指導塾と同じですが、桜凛進学塾ではさらに一歩踏み出して、見つけた弱点をカバーするための学習法を指導しています。
桜凛進学塾の指導
「見つけた弱点をカバーするための学習法」とは一体どういうことでしょうか?
実は一人一人に個性があるのと同じように、理解する方法にも種類と得手不得手があります。
「Aという教え方ではあまり理解できていないな、じゃあBならどうだろう?」
「言い方を変えてみようか?スポーツに例えた方が分かりやすいかな?」
このように講師は常に生徒が理解できるような伝え方で、本当に必要な内容を理解できるように指導を試行錯誤しています。
講師が生徒と向き合い作り出し、そして生徒に教授する指導内容が、桜凛進学塾が何よりも重視する「無駄のない指導」あるいは「勝ちグセの付く勉強法」なのです。
浦和ルーテル学院高等学校の偏差値・進学実績まとめ
中高一貫教育を行う浦和ルーテル学院中学校・高等学校ではキリスト教の信仰に基づく教育が行われており、生徒のほとんどは小学校からの持ち上がりとなっています。
浦和ルーテル学院は学校の進学実績よりも生徒が本当に望んでいる進路に進むことを重視しており、進路に関するサポートが充実していますが、より望んだ進路を実現するためには自分自身で行動を起こす必要があります。
絶対に合格したい大学があるなら、桜凛進学塾の無料受験相談にお越しください。あなたに合わせて作成する勉強法で志望校合格へと導きます。