英語の勉強を始める前に!絶対に押さえるべき4つのポイント

ここではまず、
これから大学受験に向けて英語の勉強を始める皆さんに、
絶対に押さえておいてほしいポイント4つをお伝えします。

 

知らなかった!勘違いしていた!という人がかなり多いこの4点、
知らずに勉強を始めてしまうと、
「頑張ってやっているのに結果が出ない」という恐ろしい事態に陥りかねません。

 

効率的に、そして確実に成績の上がる勉強のために、
最初に必ず目を通してくださいね。

 

目次
①8割以上の人は、中学英文法の徹底から始めるべき
②3時間の予習より、1時間の復習を大切にしよう
③初めに問題集にとりかかるのは絶対にやってはいけない勉強法
④勉強の優先順位は共通テストの配点から考えよう

 

①8割以上の人は、中学英文法の徹底から始めるべき

 

 

 

 

まず初めに中学のおさらいから

 

さあ、いよいよ大学受験に向けて英語の勉強をスタートしよう!と、
まずは高校1年生の復習から始めようとしていませんか?

 

多くの人にとって、高校英語の復習の前にやるべきことがあります。
それは、「中学英語のおさらい」です。

 

いやいや中学の英語なんてわざわざ復習しなくてもできるよ、と
思っている人が大半だと思いますが、
じつはそれは、大きな思い込みなのです。

 

意外とアヤシイ、中学英語

 

私がこれまで見てきた中にも、
中学英文法が実はあやしいという生徒さんが大半でした。

 

簡単に言うと、
埼玉だと浦和高校、浦和一女、大宮高校、川越高校くらいのレベルに受かってない人だと、
中学英語はあやしいと思ったほうが良いでしょう。
私の体感ですが、世の高校生の8割は中学英語があやしいと言っても過言ではありません。

 

成績をぐんぐん伸ばすために

 

中学英文法があやしいまま高校英語の勉強を始めると、
途中で基本に立ち返らなくてはならなくなったり、
なにがわからないのかわからないまま進んでしまうことになり、
結局効率が悪い、「頑張っているのに伸びない」勉強になってしまいます。

 

詳しいおさらいの仕方は次回説明していきますので、
中学英文法は完璧だ!と言える状態になってから、
高校英語の勉強に移ってくださいね。

 

②3時間の予習より、1時間の復習を大切にしよう

 

 

効果はバツグン!復習の大切さ

 

みなさんは、復習の大切さをどれくらい意識しているでしょうか。

 

なんと、
1時間の復習は、3時間の予習に匹敵する学習効果がある
とも言われるくらいです。

 

それなのに、
多くの高校で「しっかり予習をしなさい」と教えたり、
大量の予習課題が出されたりしています。

 

特に、そうした高校では、真面目な人ほど予習に時間をとられてしまいがちです。

 

正しい予習と復習のバランスとは?

 

もちろん予習をすることは悪いことではないのですが、
予習ばかりに時間をとられてしまうことは避けましょう。

 

私も、多くの学生さんの相談に乗っていますが、
復習時間がとれずにやったことをやりっぱなしにしてしまい、
勉強時間のわりに成績が伸びないという人が非常に多いです。

 

予習では自分のわからないところがどこかというチェックにとどめ、
ほとんどの勉強時間は復習に回しましょう。

 

③初めに問題集にとりかかるのは絶対にやってはいけない勉強法

 

 

 

「まず問題集」は絶対にNG!

 

多くの人が、勉強を始める際に、
まずは問題集を買ってとりかかろうとします。

 

やろうとしていた人、やり始めている人、
最初に問題集を解くのは、絶対にやめてください!

 

なぜかというと、英語に限らずですが、
実力のあやしい人が問題を解くと、間違えてしまうからです。

その間違えた回答を目にすると、
間違った答えが頭にインプットされてしまうのです。

 

まず肝心なのは正しい形を覚えること

 

そもそもちゃんとした知識がないまま最初から問題を解かずに、
まずは正しい形を覚えることが大切です。

 

最初に問題集を解き始めるのは、
ルールもわからない、ドリブルもできないバスケ初心者が、
いきなり試合に出場するようなものなのです。

 

そんなやりかたでは、絶対に上達しませんよね。
詳しい勉強の進め方についてはこれ以降のページで説明していきますので、
まずはしっかり基本を押さえましょう。

 

④勉強の優先順位は共通テストの配点から考えよう

 

 

共通テストの配点は?

 

みなさんは、受験にむけて勉強を始めるわけですが、
そもそも、自分が受ける試験がどんな内容か知っているでしょうか。

 

ここで知っておいてほしいのは、
多くの人が受けるであろう共通テストの配点は、
読解問題が100点、リスニングが100点の200点満点です。

 

文法問題はどれくらい?

 

共通テスト、国公立大、私立でも早慶上智、GMARCHには
ほとんど文法問題はありません。
(例外で、明治大学の問題は文法問題が多いです)

 

辞書のような文法問題集に多大な時間をかけることが、
いかに非効率かわかっていただけたでしょうか。

 

まずは、ゴールをしっかり把握してから、
受験勉強をスタートさせましょう。

 

絶対に押さえるべき4つのポイントまとめ

 

英語の勉強に大切なポイント4つについて、理解してもらえたでしょうか。

 

①8割以上の人は、中学英文法の徹底から始めるべき
②3時間の予習より、1時間の復習を大切にしよう
③初めに問題集にとりかかるのは絶対にやってはいけない勉強法
④勉強の優先順位は共通テストの配点から考えよう

 

詳しい勉強方法はこれからしっかり説明していくので、
まずはこの4ポイントをしっかり意識することから、
効果の上がる受験勉強をスタートしましょう!

 

 

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