【大学受験】高2の方にお勧めな勉強法、効率よく勉強するコツとは!
「大学受験の対策のやり方が分からない」と気になる高校2年生の方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんな高2から始める大学受験の対策方法、さらには今から勉強するメリット、そして勉強の効率を上げるコツについて解説していきます。
高2の今から勉強するメリット
勉強法についてお話ししていく前に、高2の現在から勉強することで得られるメリットについて、2つお話ししていきたいと思います。
まだ受験勉強を始めていない方も、すでに勉強をしている方も是非お読みください。
時間で大きなアドバンテージ
最初にお話ししたいのが、周りの受験生に「時間で大きなアドバンテージ」をつけることが出来るという点です。
特に部活等に力を入れている方にとって、高3になってからも受験勉強に充てる時間はかなり少ないかと思います。
ですが、高2の今から勉強を始めることによって、その勉強時間を補うことが出来るようになるのです。
そして時間的に余裕があるだけで、今目指している大学よりもさらに上の志望校を目指せるようにもなります。
やはり皆さんの合格には勉強時間の確保は不可欠なので、このメリットはかなり大きいのではないでしょうか。
精神的に余裕を持てる
そして二つ目に挙げたいのが、精神的に余裕を持つことが出来るという点です。
先程話した「時間でアドバンテージをとることが出来る」の続きにもなりますが、こういった時間の余裕はそのまま精神的な余裕にも繋がります。
特に高3から勉強を始めると「今から勉強をして間に合うのか」「時間がない、どうしよう・・・」と焦る気持ちも生まれて、人によっては勉強に心から集中することも難しくなるかもしれません。
ですが、高2の今から勉強を始めれば、精神的にも余裕をもって勉強をすることが出来るので、余計な心配がなく勉強もスムーズに進めることが出来るようになるのです。
大学受験の勉強法
それではいよいよ、高2の今からやってほしい大学受験に向けた勉強法のやり方について解説していきたいと思います。
まずはこれから話す3つのポイントを意識して勉強に取り組んでいってください。
志望大学を決める
まず、行ってほしいのが「志望大学を決める」ということです。
高2の皆さんの中にはすでに志望大学が決まっているという方もいるかもしれませんが、決まっていない方も勿論いるかと思います。
勉強をする前に目標を決めていなければ、勉強計画を立てていくことは出来ないので、まずは自分のやりたいことや、入りたい学部から志望大学を選んでみましょう。
選び方として、オープンキャンパスや各大学の公式HPを読んでみるのもお勧めします。
各大学ごとに受験方式や必要な科目等が異なってくるので、その対策の為にも、早めに志望大学は決めておくことをお勧めします。
英語、数学に注力する
そして次に、志望大学によって変化することも勿論ありますが、出題される可能性のかなり高い英語と数学の対策に注力していきましょう。
というのもこれらの科目は、範囲が膨大かつ習得まで時間がかなりかかります。
例えば、数学に関して言うと、一時関数が理解できていないと二次関数が分からない、二次関数が理解できないと場合分けが理解できず、高校2年の微積分がちんぷんかんぷん…
こうなってしまうと、一番出題頻度が高いであろう高校3年生の微積分はもうどうにもならない…という連鎖が起こります。
英語も同様、be動詞、一般動詞、進行形、過去形、5文系、分子構文、長文読解…と学習が進んでいくので、積み重ねが非常に大切になっていきます。
積み重ねが乱雑だと、積み上がるものも積み上がらない、という状況に陥り、崩れ落ちてしまう教科が数学と英語なのです。
社会において、縄文時代が分かっていないという人が、聖徳太子をしらない、というわけではありませんよね?
理科(化学)で理論が分からない人が無機が覚えられないというわけでもないと思います。
理科や社会は単元が独立している事が多いため、たとえつまずいたり勉強不足だったりが発覚しても、取り戻すことが可能なのです。
自学自習もしやすく、『落ちこぼれていく』という事が少ないのです。
高2の今から数学と英語を勉強をしておくことで、少なくとも高3の夏頃までには基礎、応用を完成させ、過去問を解く段階にスムーズに移行できるようになるのです。
英語ならまずは単語と文法事項に力を入れましょう。
単語は同じ参考書を何周も何周も繰り返して少しずつ覚えていきましょう。
さらに文法も同じく一冊の参考書を極めるつもりで、単元ごとに知識のインプットとアウトプットを交互に繰り返す勉強をお勧めします。
そして長文読解も忘れずに行いましょう。こちらは多読と音読の両方を行って、少しずつ読めるようにしていきましょう。
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そして数学は、なるべく多くの問題の解法をなるべく多く暗記して、問題を見ただけで解法が思い浮かぶレベルまで上げていきましょう。
高2の終わりまでに数IA、IIBの解法を習得できることを目標にすると、高3の受験勉強の負担を減らすことが出来ます。
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勉強時間の目安
そして勉強時間の目安ですが、高2の方なら平日3時間以上、休日は6時間以上の勉強を目安にすることをお勧めします。
高2の時点から勉強の習慣をつけておけば、高3になってからの受験勉強もスムーズに行うことが出来ます。
まずはこれらの時間を目安に勉強計画を立てていきましょう。
勉強の効率を上げるコツ
最後に勉強の効率を上げるコツについて、3つお話ししていきたいと思います。
ここで紹介することを先程の勉強法と合わせて実践していってください。
音読を意識した勉強
先程も少し話しましたが、音読を意識した勉強はかなり重要です。
特に、この方法は勉強をしたくない時に使えます。
不思議かもしれませんが音読をすることで勉強のやる気を上げることが出来るのです。
これは実際に脳の側坐核という部分が刺激されることにより、やる気があがるという脳のメカニズムを利用した勉強のやる気アップ方法です。
さらに音読は行うことで記憶に残りやすいので、何か暗記系を勉強する時にもお勧めです。
時間を測りながら勉強
そして二つ目に挙げたいのが、勉強時間を測りながら進めるという勉強法です。
勉強場所の近くに、ストップウォッチを置いて時間を計測しながら進めてみましょう。
こうすることで、勉強の努力を時間という数値で視覚化することが出来ますし、さらに時間毎に区切りながら勉強を進めることで勉強の効率を上げることも出来ます。
ここで挙げた2つは、今すぐにでも出来る勉強法なので、是非行ってみて下さいね!
長期記憶に残る復習をしよう
最後の三つ目が『長期記憶に残る復習をする』です。
どういうことかというと、一度勉強したものは、そのまま放置しておくと、人間誰でも忘れます。
勉強した20分後には42%忘れ、1日後には67%、2日後には72%、6日後には75%、1ヶ月後には79%忘れてしまうことが明らかになっています。
せっかく時間をかけて勉強したのに、その後で復習をしないと、殆ど忘れてしまうのが人間の脳です。
一度勉強した事を持続的に脳内に残し、長期記憶として定着させるには、たとえ短い時間でも構いませんので勉強した内容にもう一度触れる事が大事になります。
勉強の翌日に軽く復習し、その一週間後に見直す程度の繰り返し学習は優先して行いましょう。
一度覚えたものを8割近く忘れてしまった状態でもう一度同じ場所をやり直すことは非常に非効率と言えます。
まとめ
大学受験は早くから始めれば始めるほど有利です。
なので、今ある時間を無駄にするのではなく、少しでも早くから受験勉強を始めて、目標大学の合格をつかみ取って下さい!応援しています。
今はオンライン授業で通塾時間もかけずに、自宅で効率よく成績をあげる人も増えています。
桜凛進学塾では皆さんそれぞれの科目の効率の良い勉強法をお伝えします。
オンライン授業でも、それぞれの方に合った丁寧な指導をしていきます。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
部活に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思っているのであれば、ぜひ一度桜凛進学塾にご相談ください。
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