高1から始める受験勉強の仕方とは?勉強時間も解説します!
高1になった皆さんの中でも、「受験はまだ先だから勉強はしなくても良い」「勉強するより遊んでいたい」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな高1だからこそ始めるべき受験勉強のお話をしていきたいと思います。
高校1年の勉強時間
まず初めに、高校1年生の勉強時間のお話をしていきたいと思います。
さらには、今から受験勉強を始めることの意味についても解説するので、これから説明することは今後忘れないようにしてください。
今から始める受験勉強
最初に現在の高1から始める受験勉強をする意味とは何なのか、解説したいと思います。
皆さんの多くは高校受験を経験して、「勉強からやっと解放された・・・」というように、今は勉強を忘れたい気持ちもあるでしょう。
ですが、大学受験は高校受験よりもさらに大変で、甘いものでは決してありません。
高校受験の時に比べて、覚えなければいけないことも数倍多いですし、皆さんの受ける志望校によっては、高校3年生から受験勉強を始めても間に合わないケースがあります。
今から勉強することで、その分勉強時間も多く確保することが出来ますし、効率よく大学受験の対策をしていくことが出来るようになるので、今からでも始めることがとても重要になるのです。
平均的な勉強時間
そして次に高1の平均的な勉強時間はどのくらいなのか、解説していきます。
特に一流大学を狙うためには、学年の数字に+1~2時間程度が平均的な勉強時間とされています。(高校1年生なら、2~3時間)
確かに勉強時間を多く確保することは重要なことですが、ただ時間をかけるのではなく、習慣化させることが最も重要ですので、1年生のうちは一日1〜2時間程度勉強しておけば充分でしょう。
たった1時間~2時間の勉強でも、それを継続できるかそうでないかは、これからの大学受験の対策でも良い結果を出せるかそうでないかに関わってくるので、机に向かって勉強するルーティンは早いうちから作っておきましょうね。
高1から始める受験勉強
それでは、高1から始める受験勉強の話に移っていきたいと思います。
ここから話す3点をまず押さえて、勉強を始めていきましょう。
基礎を固める
まず行うべきこととしては、基礎を固めることが重要です。
特に高1から受験勉強を始める強みとして、それぞれの科目の土台がしっかり固まっているので、勉強を躓くことなく進めていける点にあります。
なので、その土台固めとして基礎から勉強をするようにしましょう。
その中でも英語、数学の基礎の勉強法については、後程詳しく解説するので、そちらを参考にしてみて下さい。
高1の内容は高2に持ち越さず、高1のうちに全て完璧にするつもりで、勉強を進めていきましょうね。
夏は○○をして過ごす
そして高1の方にとって、夏休みの使い方も重要になります。
このような長期休みはなかなかないので、うまく使えないとただ時間を無駄にすることになってしまいかねません。
なので過ごし方としては、1学期に行った授業の復習と、これから行う2学期の勉強の予習をメインに据えましょう。
特に1学期に勉強した内容は夏休みに何も手を付けていないと、夏休みが明けた頃にはほとんど忘れていた・・・なんてことになるかもしれないので、そうならない為にも、この時期に復習はしっかり行いましょう。
そして2学期の予習ですが、こちらも重要です。
2学期で行う学習は1学期の頃に比べて、学ぶ内容も複雑に、また難しくなっていくので、ついていく為にも予習は欠かさず行いましょう。
模試は受けるべきか
そして最後に模試の話をしたいと思います。
「模試は高1から受けておくべきか」ということが気になっている方も多いかと思いますが、答えはYesです。
模試は自分の現在の実力がどのくらいなのか測るのに、最も適しているので、積極的に受けていきましょう。
この結果からは自分の今の得意科目、得意分野、苦手科目、全体の中の自分のレベルなど様々なことが分かるようになるうえ、本番に近い環境の中でテストを受けることが出来るので、その雰囲気に慣れる練習にもなります。
勉強法
最後に勉強法を解説して終わりにしたいと思います。
ここでは受験勉強の中でも重要な、英語と数学の2科目に焦点を当てて解説していきます。
英語
まず英語で勉強するべきこととしては、基礎である英単語と英文法です。
これらが入っていないと、受験でも重要な長文読解を解くことも難しくなるので、今からでも始めましょう。
勉強をする中で、特に英文法で躓いてしまう方も多いかもしれません。
英文法が分からない、英語が読めないと感じたら、まず中学時に学んだことの振り返りからもう一度勉強しましょう。
そして英単語ですが、こちらも莫大な単語量を覚えていかなければならないので、すぐ忘れてしまう、一気に覚えられない・・と焦る方も多いかもしれません。
英単語の学習で一番大切なことは「自分にできる範囲で少しずつ覚える」ことなので、まずは「1週間で数十単語覚える」というように、コツコツ勉強していきましょう。
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数学
そして数学です。
高校1年生で学ぶ数学は、数Ⅰ、Aです。これらは共通テストや受験でも出される範囲なので、英語と同じく今から対策を始めていかなければなりません。
まずは教科書に書かれている基礎から身につけていきましょう。
公式を周りの友達にも解説できるくらいを目標に、公式や解法を暗記しましょう。
さらに計算力を身につけることも重要なので、インプットだけではなくアウトプットも行い、実際に解けるための練習を重ねていくことも忘れないようにしましょうね。
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数学と英語に重きを置く理由
数学と英語に絞って今回はまとめてみましたが、なぜ数学と英語が重要と言われているのか、分かりますか?
積み重ねの教科
理由はただ一つ、英語と数学は積み重ねがものを言う教科だからです。
また、数学と英語は勉強してもしても足りない…と思える位膨大な積み重ねが必要な教科だからです。
数学に関しては、基礎が連動して応用、発展と繋がっていくので、例えば、一次関数が理解できなければ二次関数は歯が立たない、二次関数につまずけば、その後の微積分が壊滅的…といったように総崩れになってしまう教科です。
積み重ねの教科は他の教科よりも優先的に時間を取り、絶対量を確保する必要があります。
やみくもに英語や数学を勉強する、というよりも、理由がきちんと分かった上で勉強すると、効率が違ってきますし、自分が勉強している事が何に繋がっていくのかが見えて効果的です。
まとめ
ここまで話してきたように高1の今から勉強することで勉強時間を大量に確保できたり、勉強習慣をつくれるというような、大きなメリットを得られます。
絶対に大学受験で失敗したくない方、志望校に合格したい方なら特に、今日お話ししたやり方で受験勉強を始めてみましょう。応援しています。
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桜凛進学塾では皆さんそれぞれの科目の効率の良い勉強法をお伝えします。
オンライン授業でも、それぞれの方に合った丁寧な指導をしていきます。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
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