【受験勉強】音楽聞いて勉強はアリ?メリット・デメリットをご紹介!
①音楽を聴きながら勉強をしている方、それに不安を抱いている方
②音楽を聴きながら勉強をしてもいいのか、そのメリット・デメリット
大学受験の対策にもなると、一日に勉強する時間もかなり増えてくるので音楽を聞きながら勉強をしている方もかなり多いかと思われます。この記事ではそんな音楽を聞いて勉強することは大丈夫なのか、そのメリット・デメリットについてお話しします。
音楽を聞きながらの勉強
まずは音楽を聞きながら勉強する行為についてどうなのか、解説していきたいと思います。さらに音楽を聞いても大丈夫な科目、そうでない科目もあるので是非参考にしてみて下さい。
そもそも聞きながらの勉強はアリなのか
まず音楽を聞きながら勉強するという行為は、実際にどうなのでしょうか。
その答えとしては、アリ(場合によっては)とお答えします。
皆さんの中には、勉強をする時に音楽を聞きながら行っている方もいれば、全く聞かずに勉強をしている方もいらっしゃるかと思います。どちらが間違っているというわけではありませんが、重要なのは音楽を聴くタイミングになります。
周囲が騒がしいと勉強できない方は、イヤホンで音楽を聞いた方が集中力が上がる場合もありますし、逆にそれが邪魔になる場合もあるので、これからご紹介するメリット、デメリットを是非参考にしてみることをお勧めします。
音楽を聞いても大丈夫な科目、そうでない科目
それでは、音楽を聞きながら勉強をしても大丈夫な科目・そうでない科目についてお話しします。
同じ音楽を聞いていても、勉強する科目によって勉強の効率が大きく変わってきます。
一般的には、数学等の簡単めな計算や漢字の学習は、音楽を聞きながらでも大丈夫ですが、英語や社会系科目(日本史・世界史)等では音楽が邪魔になる場合があります。
後ほども解説しますが、考えたり頭に入れる必要のある科目は音楽を聞きながら勉強をしてしまうと歌詞やメロディーに意識がいってしまい、きちんと覚えられない・・・なんてことになりかねません。
音楽を聞いて勉強するデメリット
まずは音楽を聞きながら勉強を行うことについて、デメリットの面から解説していきたいと思います。やはり音楽を聞きながらの勉強は意識面、依存面など多方面のデメリットが存在します。
音楽に意識がいく
先程少しだけ解説しましたが、特に歌詞付きの曲を聞きながら勉強をしていると勉強内容に頭が入らず、聞いている音楽に意識が行ってしまうというデメリットが存在します。
特に流れている曲が自分の好きな曲だと、ついつい曲に熱中してしまい勉強自体ストップしてしまうこともあるかと思います。
歌詞が無い曲でもメロディーに意識が引っ張られると、多少勉強にはマイナスの影響が出てきます。
その状況下でしか勉強できなくなる
そして勉強しながら音楽を聴くという癖がついていると、その状況下でしか勉強できなくなってしまう、いつものパフォーマンスが出せなくなるというデメリットもあります。
カフェやファミレスのように、どこかで勉強する時に騒音除けとして、音楽を聞いて勉強するのは良いですが、この環境に慣れすぎたために音楽が無いと集中できない、勉強できないとなってしまうのは良くありません。
実際の模試や入試ではもちろん音楽は流れていないのでそういった無音の環境でも勉強できるようにはしておかなければなりません。
依存してしまう
先程の続きですが、習慣化されてしまうと音楽が無いと集中できないといった依存症にもなり得ます。
そうなってしまうと、勉強と音楽を切り離すことが難しくなってしまうので、結果として勉強の悪影響になってしまいます。
そもそも好きな音楽を聴いてテンションが上がっている時には、ドーパミンという快楽物質が出ているので、心地よい気分になっています。
この物質が依存性を高めるので、音楽に依存しない為にも「過去問などアウトプット系を解く時は音楽を聞かない」のように、タイミング毎に音楽を聞かない勉強も取り入れてみると良いです。
音楽を聞いて勉強するメリット、お勧め音楽
最後に音楽を聞いて勉強するメリットや、勉強をする際にお勧めな曲をご紹介して終わりにしたいと思います。メリットは大きく分けて2つあります。
集中力が上がる
実際に音楽を聞きながら勉強をした経験のある人ならわかるかもしれませんが、勉強の「集中力が上がる」というのは、かなり大きなメリットになります。
先程もお話したドーパミンの分泌はやる気や幸福感などをさらに向上させポジティブにしてくれるため、勉強へのモチベーションのアップ、集中力の向上にも繋がります。
記憶力が向上
さらに音楽を聞きながらの勉強には、記憶力の向上というメリットがあります。
音楽によって人間の海馬と呼ばれる箇所が刺激されることで、脳は音楽を聞いていた時に見えるものや、感じるものを同時に記憶しようとする働きがあります。
音楽と記憶というのは深いつながりがあり、「この曲を聞いてた時に暗記した部分だ!」と実際の試験で暗記した内容を思い出せるといったこともあるので、音楽を聞きながらの勉強には、記憶定着の一面もあるのですね。
クラシックや歌詞のないヒーリングミュージック
勉強にお勧めな音楽としては、クラシックとヒーリングミュージックが挙げられます。
クラシックには、「1/fゆらぎ」と呼ばれるものがあり、この音には精神を安定させるという効果があります。
さらにヒーリングミュージックもα波という自律神経を整える効果があるので、勉強をする時にとてもお勧めです。
YouTubeで検索するとたくさんヒットするので、是非試してみて下さい。
まとめ
勉強をしながら音楽を聴くことは必ずしも悪いことではありませんが、正しい付き合い方が重要になるので、その点はぜひ注意して勉強しましょう。
今はオンライン授業で通塾時間もかけずに、自宅で効率よく成績をあげる人も増えています。
桜凛進学塾では皆さんそれぞれの科目の効率の良い勉強法をお伝えします。
オンライン授業でも、それぞれの方に合った丁寧な指導をしていきます。
自分の望む進路を実現するためにもちろん努力は必要ですが、闇雲に勉強をするのではなく効率的に学習したほうが、より志望校合格の可能性が高まります。
部活に打ち込みながら志望校に合格したいと思っていたり、ワンランク上の大学に進学したいと思っているのであれば、ぜひ一度桜凛進学塾にご相談ください。
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