目標を立てても勉強が終わらない方へ!その理由と対処法とは?
皆さんは目標を立ててしっかり一日のうちに勉強を終わらせていますでしょうか?
目標を立てても勉強が終わらない、疲れたら終わりにしてしまっている方も多いと思われます。そんな勉強がなかなか終わらない原因とは何なのか、対処法まで解説します。
勉強が終わらない方の特徴
それでは、勉強が計画通りに進まない、終わらない方にはどのような特徴があるのでしょうか。
もし、いずれかに当てはまっていたら危険かもしれません!
集中力が保てない
まずは「集中力」を保てない方というのが当てはまります。
例えば、「勉強中に鳴ったケータイの通知に気を取られてそのままスマホに夢中に・・・」「近くに置いていたゲーム機に手を伸ばしたら最後、気付いたら遊んでいる・・・」というように、コロコロと集中する対象が変わっていては勉強など手もつきませんし、たとえ計画が良かったとしても、決めていたその時間内に目標を達成することはできなくなるでしょう。
ここでは『集中力』という言葉を使いましたが、もっとざっくり言ってしまうと、『流されやすい』状況が続くと、目標を立てても達成できない傾向にあります。
スマホゲームに夢中になってしまうのも、『もうちょっといっか』『あと15分したら勉強を始めよう』といったように、自分で立てた目標が後回しになっているのにも関わらず目の前の楽しいことに流されてしまう状況があります。
時間は有限で、無限ではありません。
1日に出来る勉強量も限られています。
自分の甘さに流されてしまうことで集中力は簡単に途絶え、目標達成には至らない毎日…
これだとモチベーションも低下してしまいます。
気持ちの切り替えが苦手
もう一つの例としては、目標としていた計画がなかなか進まなかったり、学校で疲れているまま勉強を始めた時に、その気持ちの切り替えがうまくいかずに、その日の勉強自体を止めにしてしまったり、挫折してしまったりという「気持ちの切り替え」が出来ない方も、当てはまります。
気持ちの切り替えや状況の切り替えは社会人でも難しいと感じる人が多く、真面目な人ほど切り替えが出きない苛立ちを感じている事も多いのではないでしょうか。
計画の中には、突発的な用事や出来事がいきなり入る事もあるということを想定し、どんなことが起きようと、柔軟に対応していかなくてはなりません。
計画が進まないからとすべてを反故にするのではなく、一から計画を立て直せる力も重要になってくるのです。
目標にしていたことの一部でも取り組む意識がとても大切です。
目標自体が曖昧
自分の目標を客観的に見直して見たことはありますか?
例えば、
『宿題のレポートを早く仕上げる』⇒早く仕上げるって、いつまで?今日はどこまで進めるの?という点が非常に曖昧で、やってもやらなくても何の焦りも達成もない目標になってしまっています。
『今日は英語を頑張る』⇒英語をやらなくちゃいけないのは分かるけど、英語の何をやるの?単語?文法問題集?単語だったら何個まで覚えようとしているの?文法だったらどこの単元を理解しようとしているの?という、具体的なものがありません。
目標の設定の仕方がざっくりだと、進捗状況も把握出来ず、立ち位置も曖昧な為、達成に至りません。
なかなか進まない理由
これまで勉強が計画通りにいかない方の特徴について解説してきましたが、ここからは実際にどういった原因がこれらに当てはまるのかについてお話していきたいと思います。この原因に当てはまっていないか、もう一度普段の自分を見直してみましょう。
目標を高くし過ぎる
勉強が計画通りに当てはまらない理由として、一番当てはまるのは「そもそも掲げた目標自体高く設定したため、時間内・その日のうちに終わらない」ということかと思います。
例えば「今週でこの科目の問題を3周以上する」「参考書のこの部分は完璧にしよう」等、自分の全力を出さないと絶対に到達できないくらいの計画を立てすぎてしまうことも、この理由として挙げられます。
特にアクシデントや、緊急性の高い用事が入ってしまった時に、修正が難しくもなってしまうので、高すぎる目標はお勧めできません。
完璧主義の傾向がある人も、計画倒れに陥る可能性があります。
自分が立てた計画が少しでもズレてしまうと手が止まってしまい、先に進めなくなってしまったり、全部最初からやり直しをしないと気がすまなくなってしまったりという自覚がある人は、完璧主義なる必要はないということを意識してみて下さい。
例えば、網羅性のある参考書を隅から隅までやらないといけないと思い込んでいませんか?
それで、なかなか進まずに挫折してしまうのは、完璧主義が邪魔をしているかもしれません!
好きな教科ばかりに時間を費やしてしまう
次の理由としては、「苦手科目の勉強を行わない、好きな科目ばかり時間を使う」が挙げられます。
特にテストや模試前になると、普通なら苦手科目に対して多く時間を割くべきなのに得意科目にのみ勉強時間を注ぐ」、「嫌いな科目はやりたくない」という気持ちを抱いてしまう方もいらっしゃいます。
ですがテストや模試の直前になって、「この科目全然勉強してない!」と慌てて無茶なスケジュールを組み、結果として上手くいかない、終わらない・・・といったことになりかねないのです。
苦手科目にどう向き合うべきかといったことも重要になってくるのです。
苦手な科目こそ、目標を低く設定し、一単元ずつ毎日続けて参考書を読む、とか、1日三問問題集を解く、といったような目標設定の仕方無理なく続けることが出来るポイントです。
計画だけで満足
計画を立てている時間が一番好きな方は、かなり多いのではないでしょうか?
「この計画なら絶対に大丈夫」「これでテスト対策は完璧」といった具合に、勉強はしていないのに計画を立てただけで満足してしまうケースはかなり危険です。
さらにこの時点で、勉強を詰め込み過ぎたスケジュールを組んだり、自分の余暇の時間まで考えていないスケジュールを作ってしまうと、先ほどもお話ししたように勉強が思った通りに進まず勉強自体止めてしまったりと、かなりもったいないことにもなる可能性があります。
目標を立てること自体はとても大切ですが、具体的に自分がどれだけできるのかといった部分までよく考える必要があります。
しっかり終わらせるためにすべきこと
最後に、勉強を計画通りに終わらせるための対処法、方法をご紹介したいと思います。
これまでの特徴や原因に当てはまっていても、これからお話しすることを実践すれば大丈夫なので、是非参考にしてみて下さい!
自分の実力を把握する
まずは模試でも定期テストでもそうですが、自分がどれだけの実力があるのか分析することが重要です。
直近に行ったテストの結果から、自分がどの科目が得意でどの科目が苦手なのかを把握し、それぞれの科目で勉強する時間を変えてみる等、工夫を行いましょう。
「このテストで〇位を取る」のように、大きな目標を立ててそれを逆算し計画を立てましょう。(この時あまり詰め込み過ぎないことを忘れないように)
一週間ごとに目標を設定
具体的に目標は1週間をベースに作成しましょう。
スモールステップが非常に重要です。
一日何時間勉強できるのか、何時間休憩が必要なのかを考え、部活やその他用事があっても調整できるように、あまり細かく作り過ぎないようにしましょう。(この中のある日が、万一勉強できなくても、他の日で挽回できるくらいに)
一週間で目標を立てると、見直しや振り返り、翌週の目標や計画の修正がしやすくなります。
また、平日に調整出来なかった事も、週末の土日に少し多めにこなす、という時間の使い方が可能です。
環境を変えてみる
勉強をする上で、その環境も重要です。
もし勉強する場所にスマホがあったり手が届くところにゲーム機のコントローラーがあったりすると、それだけで誘惑に負けてしまう場合もあります。
なので勉強場所には娯楽用品は置かない、家以外での勉強を行ってみる等が有効です。
図書館や塾の自習室、カフェやフードコート等々、外部の目があると人はサボれないもの。
1人の空間で自分の甘えにまけそうになった時は外へ出る!と決めておくのも得策です。
参考動画
目標設定や目標を立てる意味を含めて、非常に頷ける動画をご紹介しますので参考にしてみて下さい。
【ありえないスピードで成長する、最強の目標設定術「MACの原則」とは?】
まとめ
最後に「勉強をしていくうえで目標としていたことが終わらない」ことは、普通にある事なので、それに「いちいち落ち込まない、その度に柔軟に計画を変更していく」ということは忘れてはいけません。
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